教養として身につける地理4 大陸と地形の成り立ち(3)
前回の記事では、大地形を形成する過程で
・プレートの運動が非常に重要な役割を果たしている
・プレートには海洋と大陸の2種類がある
・プレートが動く方向によって、3種類の境界が作られる
という点に触れました。
また、プレートの運動にはマントル対流が大きな影響を果たしており、その結果生みだされる地形の一つが海嶺である。そして、特殊例として、ハワイ諸島などについても触れました。
さて、今回はその続きについて考えていきたいと思います。
大陸と地形の成り立ち(3)
「内的営力」を理解する②「大山脈と海溝」
さて、前回は、海洋プレート同士の「広がる境界」に見られる海嶺は、海洋プレートを生み出す場所であること、そして海嶺の反対側は「狭まる境界」としてプレート同士がぶつかり合っている、という点に触れました。
ではまず、この「狭まる境界」はどのようになっているのかについて考えていきたいと思います。
まず、衝突するプレートが
共に大陸プレート
であるケースについて考えていきます。
代表例としては、インド亜大陸(半島)とユーラシア大陸の衝突
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