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【読書感想】おいしい子育て 平野レミ

この本の概要

今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。 
はじめて母になった幸せのおいしさだったんです―― 

幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。 
Amazon内容紹介より

感想

平野レミさん、好きです。
料理しているときのトークとわちゃわちゃ感が最高におもしろいのと、夫の和田誠さんとの夫婦仲がすごく良いなと常々思っていました。

和田さんは数年前に亡くなってしまったんですけど、レミさんは生きてる間も亡くなってからもずっと和田さんが好きで、そういう関係性がホント素晴らしいな、と。

レミさんと和田さんの結婚までのエピソードもすごくいいんです。
メディアにでてたレミさんをみて和田さんが気に入り、出会ってすぐに結婚!
テレビで「犬猫と一緒よ!」って言ってて笑ってしまった(笑)

私も毎日ご飯作ってますけど、オリジナルでレシピを考えたりはほとんどしてなくて、人様が考えたレシピを真似してるだけなので、自分で食材と調味料をアレンジしてオリジナルを作り出せる人というのはすごいなぁと心底思います。

本の最後には嫁である上野樹里さんと和田明日香さんとの鼎談もあって、嫁姑だけどいい関係を築いてるんだなぁというのが伝わりました。

我が家も、私がにぎやかして夫が穏やかにまとめる感じで、テイストとしては、平野レミさんと和田さん夫婦に近いところもあるので、見習いたいなーと思います。


ワタクシ的名言

和田さんはね、結婚して最初に私が料理を作ったとき、「これからレミの料理を何回たべられるかな」って言ったの。それを聞いて、「ああ、この人は食べることに命かけてるんだな」って思っちゃった。だからわたしは「何万回でも作るわよ!」っていったんだけど、計算したら数千回しかなかったのよ。数千回で人生終わっちゃうの。数千回しかないんだったら、毎食おいしいものを食べてもらおうって、決意した。」
和田家の嫁姑鼎談 p159

ステキだわぁ。
ご飯を作って美味しいって食べてくれるのはシンプルだけどとても幸せでありがたいことだなぁと思う。
家族で一緒に美味しいって食べられるのは数千回なのか、と思うと日々の献立を考えるのは大変ではあるけど頑張ろうって思いました。

レミさんの動画もみてたらおもしろいのがあったのでお暇ならコチラもどうぞ。

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