あっという間に28歳でも恋活中でもなくなったけど、人生で1番今の自分が好き
28歳恋活中、というフレーズは、卒業せねばならない。
29歳、20代最後の1年が既にスタートしている。
振り返れば、noteを始めた当初の私は、28歳ホヤホヤで、そして、失恋ホヤホヤだった。
「文化の日」にカラ館で振られた記憶は、どちらも向こう10年くらいはトラウマになるであろう。
今年の「文化の日」が近づく度に、嘘だろあれから1年経ったのか……と震え、カラ館を通る度、死にたくなった。一度、勇気をだして1人で入ってみた(自ら傷口を抉るタイプ)
泣き叫ぶように「猫」を歌って、一瞬スッキリしたけど、今でもあそこを通る度に、「うっ」と息が詰まる。
好きという感情は全て消化され、排出後、トイレに流したくらいだ、便器にカスすら残ってない、けど、あの時の傷は色濃く残っている。
そして私は今だに信頼出来る男性に出会っておらず、「鉄のパンツ」を更新し続けている……
この1年、普通にデートに行くレベルの人はちょこちょこいたけど、全く心は動かなかった。
新規の出会いは、ほぼ無いから「恋活中」というフレーズは嘘だと言っていい。
彼氏は居ないまま、歳をとったけど、なぜか私は、今、めちゃくちゃ幸せに生きている。
周りの人の尊さにものすごく助けられる1年だった。
そして、何度も、自分が幸運だと思った。
友人や、会社の同僚など、私の周りには素敵な人が沢山いる。
いつも勿体ないほどだと思うけど、「周りは自分を映す鏡」だという。
私の周りにいる人は、私が努力して得た環境なのだと、胸を張って言えるようになりたい。
そう誇れる、自分でありたい。
そう思える、幸せな自分でいたい。
「幸せが似合わない」なんて二度と言わないと、
去年の失恋を機に誓ってから、私はずっと、「幸せ」だった。
今の自分が大好きで、この気持ちのまま、年を重ねて行きたいと思う。
誰かと家族を作るという、不確定要素の高い「幸せ」は、一旦置いとくことにして、
自分の足で、自分が幸せだと思う方へ突っ走る、そんなラスト20代にしたいな、と思っている。