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わたしはわたしの仕事をする

1週間、色々あってなんだか書く気力が枯渇しておりました。とくに13日の山羊座新月のあたり、重たくて元気がなかったなあ。

今回の新月は、冥王星コンジャンクションなので、その辺はまあ、割と自明。(この組み合わせは重いのです)

わたしは月が山羊座なんですが、現実に向き合わされるようなキツさがあった感じです。別の月山羊座のおともだちも珍しく沈んでいたので、もう、こういう時期だと思って諦めww

仕事以外でやった前向きなことは、読書でしょうか。タンさんの話は好き。頭の良さ、自由さ、フレキシブルさが、水瓶座の良い側面の申し子のような感じがする。

わたしは天才でもないし、彼女のようにはなれないが、同じように、人に自由をあたえるひとでありたいなあと思う。

この本は台湾の社会運動や、先のコロナ対応の話がベースになり、タンさん自身の生い立ちも絡めて、伝聞形式で進んでいく。(本人ではなく、インタビュワーが書いている)

類稀な頭脳がありながら、強烈なリーダーシップを発揮するよりは、あくまでコミュニティの一員として協働していく、できるアイディアを持ちより、ネットワークを繋げていくというスタンスが正に水瓶座的で、とてもかっこいい。

後半は、若干タンさんからはフォーカスが離れ、台湾社会のコロナ対応の一連の動きと、キーパーソンの立ち回りが描かれている。

ほんの1年前の話だと思うと特段にリアリティがあり、読み応えがあった。

台湾はコロナ対応ではかなりうまくいった経緯があるけれども、それが、2003年のSARSでの苦しい体験があってこそ、というのがよく伝わってきた。

天才というのはそうそういるものではないし、自分がそれであるということは滅多にない。でも、自分の存在している世界に責任と参加意識をもち、自分の持てるものを少しずつ差し出せば、スイミーのように、全体としてわたしたちは強くなれる。

そういう希望をくれる本。

わたしたちはいま、色々な地域活動に携わっているけれど、そこに関する大事な示唆もあった。

情報の透明化。これはどんな活動でも、当事者意識を持つ人を増やすのに、必要不可欠なことだ。どういうかたちでそれが出来るか、考えていきたいと思う。

…………

本はいいな。目を開かせてくれる。わたしを奮起させ、導く。

Kindle端末はまじいい買い物だった。これと並行して、積ん読してたファンタジー小説を読んでいるの。

たくさんの文章、物語に、手を引いてもらって、現実に足をつけながら、夢を見ながら、歩いていきたい。

わたしは、わたしの仕事をしよう。


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