お客様と共に体験価値を創り出す
こんにちは、mokkoです。
これから音楽で価値を作っていく為には何が必要であるのかをずっとこれまで考えてきましたので、その考察を書いていきたいと思います。
音楽が良くても中々売れることができない
僕はこれまでメロディーも素晴らしいですし、人間性も優れていて『この人ならプロになれるなぁ』と思っていた人でも努力をしても中々デビューできずにいました。
ライブをやるとそのミュージシャン目当てに100人は超すほどのファンがいました。しかも歌声に迫力があり、僕も『すごいなぁ』と聴き入ることができていたので、テレビに出るだろうなぁと予想していました。
しかし一向に目が出ず、音楽を辞めてしまったことを友人経由で聞いて驚きました。正直、”悔しい”とさえ思いました。何故なら、歌で言えばテレビで見ている歌手より上手さがあり、どんどん規模を拡大させていっていたからです。
”上手い”だけでは売れることさえできず埋もれてしまう
その当時は、『何故彼が売れなかったのか』と頭をかしげていましたが、今ならその理由がわかります。
何故なら、歌がうまいだけではいけないということです。
歌が上手いのはプロでは当たり前で、そこにプラスアルファがないと音楽で食べていくことはできません。面白いとか、自分の魅力を語るセルフブランディングであるとか、そういったスキルが必要になってきます。
これは、歌手だけではなく作曲家であっても同じで、”曲を作る”だけなら誰でもできるのです。
自動作曲ができるAIや初音ミクを代表とするボーカロイドで全部カバーできてしまうのです。
だから付加価値で『誰にも負けないもの』を作る必要があるわけです。
そこで、僕はキンコンの西野さんのYOUTUBEやブログを見るようにして、情報社会になっていった時にどうすればいいのかを勉強し、
藤原和博さんの言われる100万人に1人になるには、1/100のことを3回掛け算すればよい。つまり、得意なことの”点”を打ち続けろと言われていました。
そこからブログなどの書き方を学んだり、どうすれば生き残れるかを毎日のように考えました。
そこででてきたのが、
僕の強みである
・相手の心理を理解して相手のしてほしいことをする調和力
・小説を書いたり、発明のアイデアを僕が作っていた発想力
・作曲や作詞をかいたり、ライブの構想を考える企画力
このあたりの力を磨こうと決めて、2年間毎日多くて8時間、少なくて3時間は勉強を続けてきました。
すると、今ではブログの書き方や情報を加工する発想力、これからの時代に合わせて情報を相手に合わせて絞る伝え方ができるようになりました。
商品はAIが導いた答えを基に買う時代が来ている
2年間サラリーマンをしながら努力を積み重ねてことでこれからの時代の潮流を予想できるようになっていきました。
・5Gになった先の未来
・すべてが思い通りの生活ができるようになった先の欲求不満
・VRがでてきた先に音楽をどうすればいいか
この辺りを本やYOUTUBEを聴きながら勉強してきて思うのは、
5Gがやってきたら、朝起きる目覚ましから体調に合わせて音を変えたり、食事の献立が体調に合わせてできたり、お風呂は自動で湧くようになったりと、ビックデータから個人にカスタマイズされた情報が流れ込んでくる世界が出来てくるのです。
そうした時に必要になるのは、時間価値と体験価値の創出の大切さです。
時間価値は、楽しかったり、面白かったり、心に入り込めた時ほど時間というものがあっという間に早く過ぎていくのに対して、退屈な時というのは時間の経過が遅いのです。
つまり、何もかもが思い通りにいくと人間というのは成長欲求が強いので、『何か新しい刺激がほしい』と思うようになると予想しています。
そこで、体験価値をお客様が濃厚な時間を過ごせれるように準備していく必要があり、僕はお客様と共に作っていく共同創出型のBGMバンドを作りました。
共同創出型とは演者と観客が一緒に作り上げることで、今考えているのは、ライブ終了後にお子様のピアノレッスンを教えて、教室的なことをやったり、一般のミュージシャンがピアニストと一緒に演奏ができる体験だったり、僕の曲はほとんど歌付きの曲なので、好きな曲をピアニストの演奏でカラオケ感覚で歌ったりする企画を考えてきました。
オフラインで体験価値を生んで、オンラインでVRを使った指導などをしていくと、BGMバンド自体をお客様が個別にカスタマイズして楽しめる空間を作ることをやっていきたいと思っています。
ピアニストは沢山いますが、お客様から”行ってみたい”と思う時間を創りだすことで多様化したニッチな層の集合体としてファンを作っていこうと考えています。
僕は2年前に思いついた構想をようやく形にできる所まで来ているので、後はしっかりお客様がBGMバンドに”行ってみたい”と言ってもらえるように、価値観教育ができるようにライティング技術をつけていきたいと思います。
まとめ
もうすぐ5Gがやってきて、あらゆるものがインターネット上で完結する時代がやってきます。
そうした時に生活は便利になってはいくけれど、その中で”便利になったが故にでてくる不満”などをリサーチして、しっかり価値を提供できるスキルをつけておくことが今後生き残る術ではないかと考えています。
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