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ツムラの当帰芍薬散


#我慢に代わる私の選択肢

あれは、私が20代の頃の話
なんだか胸のあたりが痛む

もしかして、まさか
乳がんなのかも???
と思い

おそる おそる 人生で初めての
外科を予約した

もしかして 本当にそうだったら
どうしようか

初受診の日
朝から落ち着かなかった

万が一の時のことを考えて
夫にも 事情を伝えておいた

診療室に入ると
冬彦さん似の先生が
メガネの奥の瞳を
光らせてこちらを見てきた

「おそろしい」

「では、マンモグラフィを
撮ってみましょう」
あ、マンモグラフィーって 
痛いレントゲンね

待合室も重い雰囲気だ
誰もしゃべらない
万が一かもしれない
検査結果をみんな
待っているわけだから

20代の私にとって
マンモグラフィは、
本当にびっくりするほど
痛かった

そして、検査結果が出るまで
さらに さらに 待ち続けての
再診察室

冬彦さん似の先生は
おもむろに言った
「肋間神経痛です。」

え・・・? 
何ですか、それ?

「ストレスや冷え性などで、おばあちゃんがなる神経痛です。」

え・・・? 
おばあちゃんが?
そうなんですか・・・
で、どうしたらいいですか?

「漢方薬出しておきますから。
 ツムラの当帰芍薬散。」

はあ

それ以来、30年ほど毎日、
ツムラの当帰芍薬散を
飲み続けている。

肋間神経痛だけでなく、
女性の不調全般に効くからだ

ないと困る 
全くやる気が出なくなる

つらさを我慢しなくていいための選択肢
ツムラの当帰芍薬散
苦さの奥に甘みを感じる