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専業主婦の転職活動日記ー自己分析を通して、ぼやっとしていたことが明確になってきたかもしれない。

私は求職中の専業主婦だ。結婚してからは正社員ではなくパートで働いていたが、リモートワークを取り入れている企業が増えたこともあり正社員になるべく活動中である。

私は元々、結婚願望はなくバリキャリ志向だった。男に頼らず、自分のお給料で生きていく!みたいなスタンスで学生時代はずっと過ごしていた。

高校生だった自分が今の自分を見たら何というだろう。全然キャリアウーマンしていないやん!と突っ込まれそうである。

そんなバリキャリ志向が萎んでいた時期もあり、正社員で激務だった頃はとにかく逃げたかった。早く結婚して辞めたい…と思っていた。実際に結婚して正社員ではなくパートで働いていた頃は、家のこともできて心地良い暮らし方であったと思う。パートも楽しかった。

でも、たまに「このままでいいのか」と思うこともあった。年齢が進めば正社員で働くチャンスはどんどん減る。一回、全力でチャレンジしてみてはどうか。パンデミックにより柔軟な働き方を取り入れている会社も増えた。ただ、どんどんパンデミック前の状態に戻っている会社も増えているようである。

転職するなら、今だ。そう思った。子供もいないので、フルタイムで働ける。あとは自分に市場価値があるかだ。

転勤族なので、リモートワーク可能であることが大前提である。その中から自分の経験が活かせる職種を探さないといけないので、応募できる求人は少ない。それでも「リモートOK」の文字を見れば積極的に応募している。

そんな行き当たりばったりで始めた転職活動は、全く上手くいっていない。50社近く書類応募したが、面接に呼ばれたのはたった3社である。書類通過率6%という、なんとも悲惨な状況だ。

私は某大手の転職エージェントを利用している。一人で転職活動するのは不安だったので、アドバイザーの存在は心強い。私の大して実績のない、へなちょこな職務経歴書を添削してくれて良い感じに仕上がった。プロは凄い。

その他にも面接対策用の自己分析や企業分析用のワークをメールで送ってもらい取り組んだ。そのワークを通して、1週間近く自分の将来について考えた。今までぼやっとしていたことが、徐々に輪郭を帯びていくような感覚があった。

自分のキャリアプランが明確になっていくと、その後の企業分析もラクだった。自分の軸に合う会社なのか、仕事の内容でこの部分を詳しく知りたい等、疑問が出てくる。

一次面接では3社とも逆質問がたくさんできた。企業や職種への理解が深まったし、現場の人と業務内容についての話を聞くのも楽しかった。ただし、面接官の反応があまり良くなかったので期待していなかった。が、1社だけまさかの一次面接合格をもらえたのだった。

次回の面接でご縁がなかったと判断されるかもしれないし、内定を頂けるかもしれない。どちらかに転ぶかは分からないが、自分の気持ちはしっかり伝えようと決めている。ガチガチに緊張するだろうけど、精一杯やってみようと思う。


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