見出し画像

【仕事編】上司の「ちょっと話がある」

前回「慣れ」について触れましたが、これには慣れない!ってのが上司の「ちょっと話がある」というフリです。先日も朝の気を抜いていた時に、この一言で一気に緊張感が走りました。

いや、慣れたい・・・。だって社会人ももうすぐ13年目なんだもの。ということで、今日はこのフレーズを言われたときの心境を分解して、自分なりの解決策を探してみようと思います。

上司から「ちょっと話がある」と言われた時の私の脳内プロセス:

1. げ!何?私何か悪いことしたっけ
2. 怒られるの?
3. あーあの時サボってたのバレたかな
4. もしかして、私どこかに飛ばされるのかな
5. でも今この案件をここまで引っ張ってきたのは私だし、今人を入れ替えるのって合理的じゃなくない?
6. そういやこの間褒められたばっかりだな、てへ
7. お、むしろ何か新しいこと任される!?
8. いや考えすぎ。どうせ上司がコミュニケーション取ろうとしてくれてるのに、声の掛け方がただ不器用なだっしょ。大したことないって
9. それにしてもプレッシャーはこれ以上かけられたくないなー。ダメ出しなら飲みの場でお願いします。それも面倒だけどね。
10. とりあえず大したことないさ。心配ないさ~!

この激しい心のざわつきが数秒で全身を駆け巡るのです。さて、これはどういうことなのでしょう。まず最初の1~4で不安が高まり、5から客観視し始めて、7で超絶ポジティブ、8に冷静になり、10で落ち着く。

このプロセスを短縮して、「ちょっと話がある」と言われてすぐに10になるにはどうしたらいいのか。最も短縮すべきは、最初の不安にさいなまれる部分でしょう。

この部分をよく考えてみたところ、そういえば何か似ているシチュエーションがあったなと。そう、例えば車を運転をしているときに気付けば後ろにパトカーが走っていた時。その時の感覚と似ている気がします。

安全運転しているにもかかわらず、みんなシートベルトをしているか、私はちゃんと速度を守っているか、さっきウインカーを出したか、一つ前の信号を赤信号で渡っていなかったかなど。あ!さっき片手運転しちゃってたかも!なんて別に違反じゃないことにまで怯える始末。

信号無視も速度制限を超えることもあまりにも簡単にできちゃうことだから、気を抜いていたときの自分への疑いが無数に出てくる。でも本当はしっかり運転している、本当はしっかり仕事しているのです。

むしろ、警察が交通違反の取り締まりにノルマがあるように、上司が部下とよく話をして必要な手を差し伸べることは上司の職務であり、全うしなければ上司もそのまた上司から怒られてしまうのです。

だから上司から「ちょっと話がある」というフリが来たら、「どうせ大した話じゃないけど私と話すことでしっかりと職務を全うしようとしているのね、うむ有難く協力しようじゃないか。」くらいに思っておけばいいのです。

早く来ないかな、次の「ちょっと話がある」を聞くとき。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?