たった2日間の恋『ウィークエンド』見た感想
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こんな方におすすめ
ラブストーリーが好きな方
リアルで切ないお話が好きな方
普通って何だろうと考えたことがある方
ライフガードの男性とアーティストを目指す男性が出会って恋に落ちてからの2日間を描いたお話。幸福と、情熱と、喜びを感じる中で拭いきれない偏見、不安。グレンが言ってた「家にいるときは意識しない。ゲイで満足。だけど外に出ると消化不良を起こした気分になる」って言葉に胸がぎゅうなった。。。。堂々としてたい、ただ幸せになりたいだけなのにうまくいかないのはなぜだろう。少し悲しくて、でも繊細で美しい映画。
トムカレンとクリスニューの演技すごい。心の繊細な部分と大胆な部分の表現力。2人の空気感は見ているこちらも何というか、、、甘い雰囲気でこっちもお腹いっぱいじゃあ!ってなるときと、険悪になってええ…大丈夫??ってガチ心配するときと。。。とにかく2人を応援したくなってました。あとベッドシーンも普通にある。すごい。
※ネタバレ注意※
ライフガードとして働くラッセルはある日のホームパーティーの帰りに寄ったクラブで、アーティストを目指す男、グレンと出会います。そのまま一緒に帰宅。夜を過ごします。
グレンはアートの1つとしてラッセルが昨日グレンに感じたことやしたかったこととか、そういうのを録音しようとすんのよね。ラッセルは恥ずかしがるんやけど、グレンと会話しながら昨日の話をしたりすんのよ。
この辺りもさ~~~あまあまなんよな~~もうさ~~尊。
ほんで仲良くなった2人。
やっぱさ、親密になるのに必ずしも時間が必要ってことはないよな。波長が合うというか、理屈じゃないんやろうけど。なんか分からんけど好きみたいな。
で、ラッセルの仕事終わりに合わせてグレンが職場まで来てたのよね。そっから一緒にラッセルんちに帰るんやけど。その時自転車二人乗りするんよな~~~
いや~~~もう今は現実的に無理やけどさ、できんけどさ、やっぱ憧れるよ2人乗り。かわいくない???もうシチュエーションがかわいい。
グレンの考えって結構アーティスティックなんやけど、知らない人と寝るとき人は真っ白のキャンバスになって理想の自分を描こうとするって。彼はそういうことを全部アートとして表現しようとしてたのかな。
そんで知らされる事実。グレン、美大で研究するためにポートランドに行くんだとか。しかも明日。。。いや出会ったばっかやのに。。。ショック。。。
その日の夜、グレンの友達のパーティーに呼ばれたラッセル。そこでちょっとグレンの過去を知るんやけど、元恋人にひどいことされたとか、ゲイってことばらされて学校で孤立したとか。。
さらにグレンのお友達、実際はあんまり彼の美大での研究を心から応援してる感じにも見えんかったんよね。ラッセルの目には。
2人でパーティーを抜け出し帰路に。そこでまたグレンが言ってたのが「新しい自分になるのを引き止められる。自分を描き直そうとすると鉛筆を隠される」って言うのよ。
いや何この表現。。。。悲しい。。。。
2人でラッセルんちに。恋人が欲しい、ただただ幸せになりたいだけっていうラッセル。でもグレンは恋人はいらない。そんでちょっと喧嘩になっちゃうのよね。(すぐ仲直りするけど)
男女じゃないってだけで、なぜ堂々とできないんだろう。。。っていう言葉の悲しさ。
でも本当にだってそんなん好きなんやもんしょうがないよな~~それで何で外野からああだこうだ言われないかんのって思うよな。。。
遂に旅立ちの日。あっという間に別れがきちゃった。。。(ここ、ラッセルの友達のジェイミーめっちゃいいやつすぎて)
ラッセルとグレンは駅でお別れします。ホームでキスもする!強い!(野次は私がぶっ飛ばしとく!!)
グレンは初めて会った日に録音したテープをラッセルに渡し列車に。
そして2日間の週末が終わる…と。
何かたった2日間の恋物語やのにすっごいのめりこんでしまったわよ。。。濃い週末すぎた。
あとさ、これポスターもめっちゃきれいやからぜひ見てみてほしい。
ではでは👋
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