ファンレター

ファンレター、出したことありますか?

まあ、こんなタイトルで記事を書こうとしているくらいなので、私はもちろん、あるんですけど!ふと、最初のファンレターって誰宛だったっけなー、と思い返してみると、小さい頃に大好きだった絵本の作家の方に出したのが始まりでした。

まだ小学校に上がる前だったので、おそらく、相当とっ散らかった平仮名で書いた、ただ思いだけは十二分に籠った手紙だったかと。唯一覚えているのは、封筒の宛名も自分で書くと言い張って聞かず、母親の必死の静止を振り切って書いたことです。今思うと、宛先不明で作家さんには届いていないかもしれない。まあ、そうだとしてもきっと、思いは届いているだろう。

さて、その次に書いたファンレターは、前述した時代の寵児TKこと小室哲哉氏宛。「こんなの読む暇絶対ないだろう」と思いつつ書きましたよ、何通も。記憶が確かなら当時は私書箱留めとかじゃなくて(今もそうなのかな?)、普通に事務所の住所が書いてあって直接届けたらいいじゃん!なんて思ったけど、東京からちょっと遠いところに住んでいたので、犯罪者にならずに済みました。良かった。

こちらは内容をいまだに結構覚えていて、彼の作詞作曲した歌を全く上手くもない字で書き写して、「この歌詞のここのこういうところが好き」とか「この転調が痺れる」とか、超余計なお世話的な内容を思いのまま羅列するっていう。けど、これも全部愛からきたものだから許して、哲ちゃん(って当時勝手に呼んでた)。

さて、その次にハマったのが高校野球。少し年上のお兄さんの球児たちが炎天下で汗水垂らして戦ってるのを涼しいエアコンの効いた部屋で見てしまったらハマってしまいまして。そこからは地方大会にまで、球場に観戦に行く有様。しかも、学校サボったりして。その後高校生になって、真夏の甲子園まで一緒についてきてくれた野球好きの祖父が熱中症になりそうになるのを物ともせず(じいじごめん。念のため、彼は未だに元気です)最前列で試合にかぶりついたりしてました。

そんで、甲子園の試合で一目惚れしたチームのエースに出しましたよ、ファンレター。どうなったかって?返事が来たんですよ。や、マジで。当時高校生の間で普及し始めてた、携帯に。ひゃー!青春!って、この話の続きはまたいつか(しないけど)。

前置きがめっちゃ長かったけど、つまり今回何の話がしたいかと言うと、そんな青春の思い出だったはずのファンレターってやつを、この年齢になって推しに宛てて書いたよ、って話です。しかも今私、タイプしながら、無意識に「ラブレター」って書いて消しましたよ。ラブレターね。ファンレターとラブレターは違うのかな?(あかん、脱線しそう)

まあとにかく、今回のファンレター、いろんな人生経験を経ていい(?)大人になったはずなのに、最初に哲ちゃん(爆)に手紙を書いた時以上に緊張したよ!や、大人になったから緊張したのか?

カード専門店ウロウロして、何百種類もあるカードを見ては戻し、見ては戻しして、推しの顔思い浮かべて何種類か買いました。そんで、家帰ってからはどのカードにしようかなと迷う。で、やっと選べたら今度は何を書くかで迷う。や、何を書くかで迷ったんじゃなくて、どう書くか迷う。だって、言いたいこと、伝えたいことがありすぎるから(笑)

下書き書いて、何回も推敲して、誤字脱字に緊張しながらペンで書いて、やっと一息!多分無意識に呼吸止めて書いてたから、軽く酸素不足。再度読み直して、深呼吸しながら封筒に入れて、封をしよう!っと、ここで。あれ、このカード、封筒に糊ついてるやつだ。こんな時、皆さんは普通に舐めますかね?や、私だって普段は舐めてる気がするのですが(そんなこと、普段は無意識で覚えてない)、推しに送る手紙って封筒の糊、どうしたらいいんだ?(考えすぎ)絶対に事務所の方が一度開けるだろうに、悩んでしまった。結局、指に水をつけて、糊を濡らして封しました(マジでどうでもいい情報)。

さーーー、後は郵便局へGO!追跡できるように窓口でお願いしてお金お支払いして、任務一旦終了、ふぅ。頼んだぞ郵便局!たかが手紙1通に大変な労力だ。推しが読んでくれてるといいなぁ、と願いながら帰路につくのも、オタクの醍醐味なのです。

なんかすごい長くなってしまったので、今日はこの辺で!





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