東京の方が良いかもと思えること
昨年10月末に札幌に帰ってきて、
もう間もなく4か月になるところです。
東京にはトータルで13年近く住んでいましたが
(途中名古屋に住んでいたこともあり)
東京が恋しくてたまらなくなることというのは
正直ありません。
時折、人形町の甘味処初音さんの
お汁粉やあんみつが食べたいな
なんて思うくらいです。
恋しいというのとはちょっと違いますが、
札幌よりも東京の方がいいなと思うことが
ひとつあるとすれば美術館でしょうか。
東京は、美術館がたくさんあり、
貴重なコレクションがあったり、
話題の展示会化開催されたりすることも
結構多いです。
札幌は、大きな美術館は2つくらいしかなく、
私設美術館も著名なものはない…記憶です。
東京からはかなり見劣りします。
私も東京にいたころは、
新国立美術館に草間彌生展を
見に行ったりしましたし、
私設美術館をいくつか見に行って
楽しみました。
ただ、最近話題のコレクションが来ると
整理券をもらうのに
何時間も並ばねばならず、
入場しても混み合って
ゆっくり見られないことが多くなってきました。
なので、東京在住の後年は、
美術館から足が遠のくことになりました。
(コロナな世の中になってからは
一度も行っていません。)
せっかく良いものがあっても
それに人が群がるのが東京。
話題に遅れまいとする人が
多いのでしょう。
私は人混みが苦手ですし、
我先にと話題のものに
飛びつくのもあまり得意ではありません。
結局今の世の中、
身近に良い美術館があっても
宝の持ち腐れだったのかもしれません。
何でもかんでも競争という場から
離れることができたので、
やはり札幌に帰ってきて
良かったと思っています。
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