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Summicron-M 35mm F2 ASPHが撮った錆びの世界

モノクロームフィルムで錆びた被写体を撮る場合、Summicron-M 35mm F2 ASPHをよく使っています。錆が持つテクスチャを非球面レンズでリアルに描写しつつ、モノクロームフィルムの粒状感が錆が表現する経年変化に説得力を与えてくれています。
一方、カラーデジタル写真だと、写りすぎる事で折角の錆の世界がわざとらしく感じる時があります。そのため、LEICA M10-Pで錆を撮る場合は、Summilux-M 35/f1.4 スチールリム復刻版を使っています。

カメラ:LEICA MP 0.72
レンズ:Summicron-M 35mm F2 ASPH
フィルム:ILFORD HP5 PLUS
現像液:Kodak HC-110 希釈率H
停止液:水
定着液:TF-4 ARCHIVAL RAPID FIXER
水洗:水
水滴防止剤:Kodak Photo Flo 200
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 9 (RAW)
出力:Adobe Lightroom Classic

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