錆の美学
独立記念日の前日、出勤前にカフェでまったりした後、少しフォトウォークをしました。レッカー会社の柵内に放置してあったサビサビの車を撮影していたら、中から社員の人が、「中に入って写真撮りなよ」と声を掛けてくれたので、遠慮なく写真を撮らせて頂きました。写真が撮りやすいように、親切に横に停めてた車を運搬するトラックを移動までしてくれました。
しかしながら、アメリカ人のサビに対するこだわりは感心するばかりです。アメリカでは、古い車や錆びた車に対するノスタルジアが強く、特に自動車産業の黄金時代を象徴している1940年代から1970年代に製造されたクラシックカーに対する愛着が根強く、錆びた外観がその歴史と時代背景を物語るものとして価値があると感じているのでしょう。1960年代に発売されたスチールリムの復刻版で撮影することで、この時代の雰囲気を味わいました。
カメラ:LEICA M10-P
レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue-
出力:Adobe Lightroom Classic
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