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いわゆるLGBT法案の「#性自認」の定義がユルすぎる件

性自認の定義

「性自認の定義」をインターネットで検索すると色んな説明が出てくるので、「官製公式サイト」からの引用に絞って考えていきます。活動家のアジビラを見ても法律的には、ズバリ、ぜんぜん意味が無いから……、と言うわけで、いわゆる「LGBT法案」を見てみましょう。

正式名称

「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」

https://archive.md/nN1z0

定義
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、
    それぞれ当該各号に定めるところによる。

💥二 性自認:自己の性別についての認識をいう。💥

……。これだけです。
「自己の性別についての認識」を「性自認」というんだそうです。
自己の性別についての認識を言えばいいんでしょうか?
言った「性自認」が「性別」???
 下に示す「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」とは随分かけ離れているとは思いませんか?

(定義)第二条 この法律において「性同一性障害者」とは、生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別(以下「他の性別」という。)であるとの持続的な確信を持ち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者であって、そのことについてその診断を的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断が一致しているものをいう。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=415AC0100000111

 とある個人が自己の性自認を称する時、「必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断……」といったような手続きが一切ありません。LGBT法案を隅から隅まで読んでも「とある個人の性自認を証明する手続き」は出てきません。つまり、性自認の内容を自称できてしまうザル法なんです。

とある個人の性自認を証明する手続きが無い…

…ということは、なりすまし放題、嘘つき放題。オマケに「なりすまし野郎」を止める罰則さえありません。自称を一切止められないんです。

https://archive.md/s5dAg

 あ、三橋順子先生は、日本学術会議のホームページにもお名前が載る、エラい先生です。下記のリンクからご確認ください🙏

もう一発、ドーン💥

https://archive.md/r0M6t

⚠️上記のスクリーンショットで出てくる「gender identity 」は、今では「性自認」と訳されています。かつては「性同一性」でした。……。

 よろしいでしょうか?
 専門家の仰る通り「性自認はしょせん自称」であり、LGBT法案は「自称を止める手立てがない」だけでなく、そんな地点は遥かに飛び越えて、「自称でok」と高らかに歌う法案なのです。

トランス差別❓

 巷でよく目にする「トランス差別」とは、「トランス女性を生まれ付きの女性と同じである」とは認めずに差異を付けて扱うことや、その類いの発言を指していますが、なにしろ「性自認は自称でok」なんです。ですから、

「トランスジェンダーと犯罪者を同一視するなんて、許し難い差別だーー💢」と、言われても、LGBT法案そのものが、犯罪者とトランスジェンダーの区別を付けられないように作られているんですよね。

マジでザル法じゃん?

恐るべきザル。スッカスカ。これ、通していいんですか?

これでいいのだ❗️

 …と仰る政治家や活動家は、つまり、この私たちの社会に「トランス差別」を作っている戦犯なんですね。だって、犯罪者とトランスジェンダーの見分けが付けられないような法案を作ることで、トランスジェンダー自身に市民からの疑いの目が集まるような言説を積極的に流布しているんですから。
 そんなわけで、

本気でトランス差別に怒っている皆さんは、このザル法案を作った政治家を直接「ド詰め」して下さいね。

 なんでもかんでも女のせいにするのはナシって事でひとつヨロシクです。

 ちなみに、トランスジェンダーは法的に性別を変えても変えなくてもトランスジェンダーです🌟。そして、日本には手術を強制するような法律はありません。手術しちゃった人を対象とした法律(特例法)が存在するだけです。

 トランス差別について考える時、「それ」と「これ」は違う❗️何故、混ぜちゃうんだ❓ということについて、注意を払ってみて下さい。結構、色んなことが見えてきますよ。🤖

海外活動家の呟き
トランスジェンダーに忖度した結果、失われていく「女性」関連用語


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