35歳のおっさんが早期離職して転職した話②
前回の記事から大分時間が経ってしまったが、続編。
おっさんは素直になってみることにした
自分の気持ちに素直になることを覚悟したおっさんは、面接で気になることは包み隠さず質問するようにしてみました。
妻と2歳の娘いるし、まじで不安しかなかったが、同じことの繰り返しだけは避けたかった。なので、面接とか思わずに価値観の擦り合わせの場だと思って臨んでいたのだと思う。
価値観の擦り合わせのためにした1つの質問
必ず質問していたことは1つで、その会社がどんな価値観で人に向き合っているか、これだけ。そのまま聞いたって綺麗事しか出てこないと踏んで、自分の価値観の中では許せない事象について語り、それに対する返答について自分なりに精査してみる、これを繰り返した。
候補者からの問いに対する返答や姿勢には、その企業の価値観が現れると思う。隠しているのかなと思う企業もあれば、素直に課題を伝えてくれる企業もある。その質問自体に辟易したのか、態度を急変させる企業もある。
どの組織に属するかは価値観の問題だと思うから、良い悪いではなくて、合うか合わないか、そう割り切って面接に臨んでみた。
30も半ばになって、自分を否定されることは辛いかもしれないが、それは単に価値観の差異だと思うことにした。善し悪しを問われているのではなく、合う合わないを問われているのだと思えば、何のことはない。(そんなこともない)
何故今の会社にいるのか
そんなこんなで今の会社にいるわけだか、合うか合わないかという軸で言えば、とても合っているように思う。自分自身、とても青臭い人間だと思っているのだが、そこが1番フィットした気がする。
ミッションにビビっときた、お話した皆さんがそれを本気で実現しようとしていると感じた。こちらからの質問に関しても隠すことなく、ありのままを応えて貰ったように思う。
そして何より、1番自分らしく働けそうな気がした。頭で考えるより、感じたことを大切にしようと思えた。
だから今の会社に入社することに決めた。
迷えるおっさん達に伝えたいこと
余談だが、入社するに当たって、妻に対しての入社意志のある企業のプレゼンを課された。他のどの企業より、楽しそうに話してるよ、そう言われてここにお世話になろうと決めた。
転職する決断をし、今ちょうど1ヶ月経ったが仕事が本当に楽しい。妻からも友人からも別人のようだと言われる。自責に苛まれて自分を責めすぎてるおっさん達に1つだけ問いたい。
自分らしく働いてますか?
人事のおっさんが仕事人・夫・父の間で揺れ動く様をお伝えします