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姫路城を巡る旅②

姫路駅に着いてひと休みしたら、もう夕方になっていた。お城の中は明日にとっておいて、今日は外から観察することにした。

商店街から大手門まで、歩いて10分くらい。入城口を通らない、地元の人たちが普段から散歩しているところを案内してもらった。

三の丸広場に来て、姫路城の大きさにビックリする。姫路城の凄さは、天守だけじゃない。お城好きの人が完璧だと言うのは、視界いっぱいに残っている城郭なんだと分かった。

広々した場所にきて、見渡す限り江戸時代の風景にテンションがあがる。これは凄い!

長い石垣もしっかり残っている。あと、姫路城は、戦国時代から近世まで、何世代にも渡って、違う種類の石垣が見られるのもポイントだ。

秀吉時代の古い石垣。比較的小さい石で、表面はガタガタしている
この辺りの石垣も一直線ではないが、隙間なくぎっしり積まれていて、表面はつるっとしたカンジがする。黒灰色もかっこいい

ゆっくり外周を歩いていくと、市立美術館がある。旧陸軍の倉庫だったというピシッとした建物で、前庭には彫刻がいくつも並び、オシャレな美術館である。

近代的な赤レンガの奥に、姫路城がチラッと見える。いろんな時代の種類の違う建物が、一気に見える。これは楽しい。

大手門の裏側あたり。かなり遠くにお城が見える位置だが、しっかり石垣が続いている。美しいし、圧倒的な安定感がある

ゆっくり1時間ほどかけて歩き、初日にして、姫路城の大きさに感動した。途中、地元の人にたくさんすれ違う。観光名所だけど、地元の人が普段から歩いてて、今でも生活に馴染んでいる場所というのが面白かった。

城内は明日のお楽しみにして、この日は姫路らしいお店を予約してもらい、夕飯にする。播磨の日本酒に合う和食屋さんだ。

姫路のおでん。生姜醤油がかかっている。普段のおでんと全然違うけど、これはかなり美味しい!

姫路、いいとこだな。食べ物美味しくて、立派なお城がある。

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