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4月の浜離宮恩賜公園

徳川将軍の鷹狩場で有名だった公園です。四代将軍の時に屋敷が建てられて、十一代将軍のときに今の形になったそう。何代もかけてずっと造園し続けるなんて、時間にゆとりのある時代はいいなぁ。

散歩に最適な気候になってきたので、新橋駅からゆっくり歩いてみた。

駅付近はビル風もあり、日陰に入るとまだ寒い。でも、首都高の下を潜って大手門まで来ると急に暖かく感じた。

チケット売り場は少し列が出来ている。外国人の観光客もとても多い。半分くらいそうかも。自動券売機に将軍のマークが付いていている。これはかわいい。

中に入ると、出始めの新緑や池の水、周りのビルもキラキラしてて眩しい。

広々とした庭と高層ビル。これはこれでマッチしている
ボタン園があり、いろんや種類が咲いていた。こんなに華やかな花だったんだな
将軍が利用した船着場の近く。潮風の匂いがした。東京は海辺だったんだな、と改めて思う

サクラ科のいろいろな種類の花が咲いている。濃いピンクやふさふさした花が多い。冷んやり肌寒い時期のソメイヨシノより、明るくて、生命力が強そうで、夏に向かってドライブがかかっているように感じる。

不思議な組み合わせで、合成っぽい写真になる
快晴の空にピンクの花と新緑がよく映えて、とてもきれいだった

ゆっくり一周して、2時間くらいの散歩コースだった。ベンチでのんびり過ごしたり、海を見たり、花と写真を撮ったり、茶室の造りを観察したり、たくさんの人が思い思いに過ごしている。平和だな。

混雑していて入れなかったお茶室。庭の中の池というより、海に浮かんでいるみたいだ

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