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日記+短歌 2018.5.30

積み重ねてきたけれど、ぱーになったものを思う。叩いてもいないのに、何かが骨にひびく。手をぐーぱーする。力をいれて、力をぬいて。

空白期間と呼ばれてしまう時間の束に、してきたはずのこと。それらに胸をはるだけでもいいからしたいのに。

なにかを進めるときに、いつも小さく音楽をかけている。かけているつもりでいる。音とともに行かないと、進んだのかもわからない。

失職が決まった夜に目についたムダ毛を一本一本抜いた/椛沢知世
(2017年6月3日 日経新聞 日経歌壇 穂村弘選)

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