世界遺産の木造建築の街を歩く〜フィンランド紀行(10)
また一晩熱を出しまくってヘロヘロ。でも今日も朝に熱は下がって、怠さは残るもものの、昨日よりはずっといいです。
今日は世界遺産の街ラウマ、「サウナとフィンレイソンの街」タンペレ、その後「農場の休暇」Ilorantaイロランタというところへ。
朝ご飯は今日も前日買ったパンとヨーグルト、コーヒーで。まぁこのくらいのほうが外食の多い旅行中はおなかが楽です。
ごはんも食べたので出発です。
最初のラウマまで来るまで30分くらい。18世紀からの歴史ある木造建築の家が建ち並ぶラウマ旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ラウマは、トゥルク、ポルヴォーに次いで3番目に古い町で、カラフルな色が特徴的な木造建築群が世界遺産に指定されました。1442年が起源の歴史ある町ラウマでは、伝統工芸のボビンレース作りが盛ん。元市庁舎がミュージアムになっていて、ボビンレースの展示があるそうなのですが、残念ながら私がいったときは改装中で見られませんでした。
現在も美しい姿を残す木造建築の街並みですが、過去には幾度か火災によって焼失したこともあったそう。1682年に起きた大火では、ラウマの町はほぼ全焼してしまったと言われています。その後、古地図を元に当時の姿が忠実に再現され、現在の美しい姿を取り戻しました。
小さな町なのでミュージアムなどを覗かないなら1時間もかからず見て回れます。チャンスがあったらぜひどうぞ、フィンランドの古い湊町、かわいいですよ。
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