見出し画像

世界遺産の木造建築の街を歩く〜フィンランド紀行(10)

また一晩熱を出しまくってヘロヘロ。でも今日も朝に熱は下がって、怠さは残るもものの、昨日よりはずっといいです。
今日は世界遺産の街ラウマ、「サウナとフィンレイソンの街」タンペレ、その後「農場の休暇」Ilorantaイロランタというところへ。

この日のルート。

朝ご飯は今日も前日買ったパンとヨーグルト、コーヒーで。まぁこのくらいのほうが外食の多い旅行中はおなかが楽です。

riisipiirakkaというのは「カレリアン・ペストリー」カレリア地方(ロシアと国境を接するエリア)の、お米のミルクがゆを載せたパイです。大体どこでも売られています。
riisipiirakkaです。
こちらがカレリアン・ペストリー。米がゆは「茹で潰した芋?」と思うような。ほとんど塩味などはついていません。
もうひとつ、なんだか分からず買った、パイ?かな。
中身は・・・ほとんど生地と一体化、牛乳ベースのなにか、かしら。優しい味です。

ごはんも食べたので出発です。

最初のラウマまで来るまで30分くらい。18世紀からの歴史ある木造建築の家が建ち並ぶラウマ旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されています。

こんな田舎道を走っていきます。そして街名の看板には必ず街の印?があって、なんか可愛いのです。
着きました。旧市街のなかで路駐できますが、こんな街の中心の公共駐車場もあります。車でいらっしゃる方の参考に。→Kuninkaankatu 17, 26100 Rauma, フィンランド
こんな飾りがあるのは、毛糸屋さんの前です。
もう、店の窓から覗く飾りがホントにかわいい〜〜〜
石畳と木造の家々。カラフルな家々の色がこの街の特徴とされています。
沢山の観光客・・・とはいえ、ギュウギュウだとかそういう感じでは無いのです。あまりに観光地化している感じもなく、歩いていて気持ちいい。

ラウマは、トゥルク、ポルヴォーに次いで3番目に古い町で、カラフルな色が特徴的な木造建築群が世界遺産に指定されました。1442年が起源の歴史ある町ラウマでは、伝統工芸のボビンレース作りが盛ん。元市庁舎がミュージアムになっていて、ボビンレースの展示があるそうなのですが、残念ながら私がいったときは改装中で見られませんでした。

元旧市庁舎。
店の看板がかわいいです。
すこし裏手の道の方はごく普通の街中です。今も住民の方が住んでいるのだそう。もっと東にいけばMarela Houseという富豪の船首自宅→国が買い取りMuseumへ、というところがあるんですが、いやぁまだフラフラしてまして。
表通りはこんなかんじ。
パン屋さんのマークが、数日前トゥルクで見たものと一緒です〜かわいいなぁ。
カラフルな街は「港から」見えるように、船で帰ってきたひとが自宅が分かるように、ということかららしいのですが・・・港はそこまで近くないんだよなぁ。それとも、港のほうはずっと建物とかがなかったんでしょうか。川を使ったのかなぁ?
静かな街並みです。
ここが街の中心の広場。(上に紹介した駐車場がここです)
いろんな市がたってます。
もちろん野菜も。今もこの町の大事なマーケットなのですね。

現在も美しい姿を残す木造建築の街並みですが、過去には幾度か火災によって焼失したこともあったそう。1682年に起きた大火では、ラウマの町はほぼ全焼してしまったと言われています。その後、古地図を元に当時の姿が忠実に再現され、現在の美しい姿を取り戻しました。

川を越えた場所には教会が。
ラウマの聖十字架教会。
中に入ると、ここでも美しい船の模型が。
平日というのに熱心な・・・・あ、人形でした(^_^;)
美しいですね。
チャーチ・マウスだそうです 笑
こんなnoteがついてました。かわいい。
門のところで見つけました。正教会ってかんじ。
街の広場まえには観光客で賑わうカフェも。
ウィンドウを覗きながら小一時間ぶらぶらと。
すてきなアーティストのギャラリーもあります。
1本うしろには多分店ではなく個人邸。かわいい。
そろそろ次にいきましょうか。

小さな町なのでミュージアムなどを覗かないなら1時間もかからず見て回れます。チャンスがあったらぜひどうぞ、フィンランドの古い湊町、かわいいですよ。




この記事が参加している募集

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。