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北部イギリスの旅(26)〜そりゃサッカー見るよね

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

イギリス滞在12日目、午前中は2時間弱散歩して12時チェックアウトぎりぎりに部屋を出ました。荷物を預け、息子と合流して近くの中華料理店へ。(ちなみにマンチェスターの中華街や中国系コミュニティは結構おおきくて、マンチェスターミュージアムでもちょうどその文化交流の歴史の展示がありました。)

ホテルから歩いて5分くらい。なんか、想像してたのよりかなり大きいな・・・
階段を上ると豪華なエントランス。中国ではきっと風水的にいいんだろうね、こういう金色きらきらとか赤を多用するとか。
私達の目の前で6人ぐらいのグループも店に入ったのだけれど、中にいったら大きめの待合ソファはすでにいっぱい!しかも中はかなり奥行きあって広いのに・・・・え、そんな人気店だったの?
20分程待って席に案内されました。当然だけど全部中国語。そして中国語を話す息子は「わかんない」と全く役に立たないので(再度💢)文字から推測してこんなかな、こんなかな、と注文。
10分程待つと次々と運ばれてきました、点心。そしてどれもうんまっ!!!中華料理、外すことがまずないし、とにかく美味しいよね。(アメリカで一度だけ、許せない中華料理もあったけどあれは中国人が作ってなかった)
左のは中にしゃくしゃくしたものが入った、ほんのり甘い餅のよう。「美味しいけどデザートみたいだね」と言うと「だって糯って字はモチだから、甘いものだよ」と息子。・・・おい、息子よ、そこ分かってるなら最初から教えろや・・・馬蹄糯(マータイゴウ)は中国ではポピュラーな水クワイ(馬蹄)を使ったお菓子と、あとで知ったけど。美味しかったです。
もう少し食べたい、と、海鮮堅焼きそばをオーダー。うわー、このボリュームと野菜の色鮮やかさよ。中華料理、幸せだなぁ。
もちろん点心、どれも美味しい。どれがどれかを理解しようとしたけど最後には「どれも美味しいから、まぁいっか!」で終わる 大笑
やば、今見てもヨダレが・・・苦笑 本日のランチ(高くなるかと思ったけど)3人で(アルコールなしで)ほんとにお腹いっぱい食べて70ポンドくらい。上出来!
お昼を済ませて大体午後1時半。サッカースタジアムまでは2.5kmくらい、30分で着くよね、ってことで歩きます。途中の紅葉がきれい。
古い建物(教会っぽいつくり?)はどうやらパブ・バーになっているらしい。それにしてもあちこち窓が酷いことになっています。(まぁ使わないなら直しても仕方ないのか)
見た感じ、建物の3分の1くらいが店や住宅として使われているようでしたが。
途中にはこんな新しい住宅地も。黄色のアクセントがかわいい。
おお、さすがマンチェスター。子供や大人が参加しているらしき地元の小さいサッカーチームですかね。そして人の出入り多し!
スタジアムに近づいて来たら、道は大渋滞だし歩いている人も(向こう側ね)ものすごく沢山!
私達の歩いているこちら側もあんな感じで、スタジアムに向かう人だらけです。
警察官が結構沢山いる。でも最近はフーリガンみたいなひとたちはほとんどいないよう。それに最近のマンチェスターシティ、ものすごく強いからね、暴れることも少ないんでしょうか。とにかくみんなワクワクしてるのが伝わってくる。
チケットに使う入り口が指定されてます。
でも私知らなかったんだよね、一眼レフは「プロフェッショナル用」と認識されるって。ホテルにカメラバッグを預けるのは気が引けて持ってきてたんだけど、「そういう荷物は持って入れません、荷物を預ける場所に行って」と言われました。がーん。
荷物を預けるところ、ってのがスタジアムの反対側で(~_~;) 辿りつくまで片道15分歩き、そして「指定された入り口」に戻るまでさらに15分。早めに到着してて良かった・・・
席はなんと、前から4列目(一番前列2席もあったんだけど、そっちは父と息子が座った)。でもこの位置からちょうどフィールドが見渡せるくらいで、最前列は「目の高さに芝が来そうなくらい」だったとか。最前列にいる2人には、試合の全体の流れを見ながら、というのがなかなか難しかったらしいです。
娘が「スタジアムの写真撮ってきて(勉強のために)」というので撮ったけど。「雨よけの構造とか見るの?」といったら「あれはそれ以上に騒音を防ぐとか防災のためとか、あるんだよ!選手にも応援がよく届くしね」とか。ほー、そういうもんなのね。
本日のカードはマンチェスター・シティVSブライトン。オットと息子が大喜びしてチケット入手してたのは三苫選手(ブライトンw)が見たいから。そして目の前でアップしてる三苫選手!!!
スタメンですよー マンチェスター・シティのホームなのに「MITOMAだ」「MITOMAだよ」の声が周りからよく聞こえる。すごいねぇ。
試合開始時間です。スタジアムはほぼ満席。
ひゃっほーーーー
三苫選手。シティの選手2人(時に3人)が貼り付いてて仕事をさせてもらえないけど、それでも振り切って出てくる。ほんと、すごい選手なんだなぁ。
私は荷物を取らなきゃいけないから後半15分くらいで出てきました。また片道15分歩いて裏側に回るのです。途中でスタジアム全体が揺れそうな大きな歓声。三苫選手のアシストでブライトンが一点返したらしい。
最後のころ大盛り上がりしていたようだけどオットたちも早めに出てきて合流。
(試合は確か2−1でシティが勝ちました)
マンチェスターピカデリーまでのバスがいたのでとりあえず乗った。1人3ポンドくらいだったかな。そしてバスを降りてからは息子はまたバスで寮に戻り、私達はホテルまで徒歩で。(スタジアムからまっすぐ歩いた方が15分くらい早かったかも)
空港には午後6時45分くらいについて無事荷物も預けました。午後9時のフライトが30分ほど遅れるというのでゲート手前のパブにいくことに。すごい混雑。
そりゃ、ギネス飲むよね(絶対的にギネスは現地で飲むのが美味しい)。
そしてフィッシュアンドチップス。でっか!2人で分けました。
酔っ払ったので疲れもでて、飛行機が動き出すときには眠くて。ダブリンまでは1時間のフライト。ちょっと寝るにはちょうどいい。
ダブリンにつくといきなりゲール語がお出迎え。
ダブリンの名所でもあるカラフルな玄関ドアの写真が並んでる。
アイルランドではゲール語をまだ使えてるのかな。言葉がなくなると文化が消えてしまうから、残してほしいな。
空港から車で20分ほど、本日のホテルはダブリン郊外の海辺にあるゴルフリゾート(安かった)。到着が午後11時をまわっててくたくたで、チェックインして速攻で寝ました・・・

長い「北部イギリスの旅」にお付き合いいただきありがとうございました。
あと数記事分、アイルランド旅行が続きますが、イギリス北部を歩いた旅行記事はとりあえずここまでです。

旅の形は人それぞれだけれど、田舎がこれまた素敵なイギリスです。是非みなさんにも田舎の旅をチャレンジしてもらいたいなぁと思います。


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