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北部イギリスの旅(18)〜湖水地方の宿と、ショートトレイル

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

8日目夕方、宿にチェックインしたところです。今日からは各宿2泊ずつしていきます。

部屋の大きさもしつらえもとても上品かつウェルカムな感じ。座り込みたいけど明るいうちに歩かないともったいない。

チェックインを済ませたのであとは勝手に町を歩き回ることも出来る、となれば「近くのトレイルを歩きながら今晩の相談をしよう」です。私達(というか若者以外はそうなんじゃ、と思うけど)普段野菜を多く食べるので旅に出ると胃腸が疲れるんです。「今晩の相談」=夕食はめちゃくちゃ簡単にしよう、ですね、とすぐ了解。

ウィンダミアの駅前から出発するトレイルですが、宿の前を通るのでちょうど良いのです。
宿の敷地のとなりにPublic Footpathが。きちんと整備されています。
左手は誰かのお屋敷、右手も誰かのお屋敷(大笑)、だけど木々で上手に目隠しされてます。
となりを小川が流れます。
物語がありそうな小さな橋。
小川はこの先の湖につながるのでしょう。
15分も歩かずに湖畔に出ました。途中一度だけ幹線道路を渡るのが難所というだけで、それ以外は静かで落ち着いた遊歩道。
夏は船で遊ぶ人も多いのでしょうね、夕方なのともう大分冷え込む季節になっているので水遊びの人は見かけませんが。
この写真を見て「猫〜!」と言えるアナタはきっと猫飼い。
絵になる風景、湖畔の家。猫、まだこっち見てる。
ワーズワースが愛した地方だというのが分かる気がする。
あ、ヨット遊びしてるひとがいた。湖水地方の山は海抜1000mにも届きませんが、それでもイングランド島でいちばん高い山を有するそうです。
時々雲がきれて明るい日射しと青い空が覗きます。
昼前まで雨だった、って聞いたのですが、確かに木々の葉が濡れてる。
町の方に戻ります。・・・やっぱり、牧草地を突っ切るのね 大笑
こちらはどなたかのお家のドライブウェイ。こちらではなくて・・・再度森の中に遊歩道は続きます。
小さな滝も。
本当に水の豊かな場所です。
暗い時間にはコレに遭遇したくないかも 笑
澄んだ水の流れはいくらみていても見飽きません。
また家々の横を遊歩道は続くんです。
本当に家と自然の緑を上手につなぎますよね、イングリッシュガーデン。
ウィンダミアのThe Baddeley Clock Tower. ウィンダミアとボウネス・オン・ウィンダミアを分ける目印で、有名な「ウォーカーズ・ガイド」というガイドブックを書き続けたM・J・B・バデリー(1843〜1906)の記念として建てられた時計塔だそう。
ウィンダミアのハイストリートに戻ってきました。さ、買い物だ、買い物。
宿のとなりはウィンダミアの聖メアリー教会。
ただいまー。暖かい部屋の居心地良さそうな椅子がまっててくれてたよぅ。
今晩のご飯 笑 初日に念のため、と買った日清のラーメンとサラダ。これにビールがあればほんと、幸せよね。

「トレイルを歩きに来ました」と言うにはアマちゃんコースしか歩いていませんが、ちょうど良く疲れて土地の空気も吸って、楽しい1日でした。


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