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シベリウス縁の地と、日本で人気の会社のアウトレットと。〜フィンランド紀行(12)

あんまり知られてないルートの旅をしておりますが、このあとはヘルシンキに戻りますんで・・・そして本日は「日本のガイドブックにはほとんど載ってないけど英語ガイドブックには結構載ってる」街ハーメンリンナにいき、その後「日本のガイドブックのせいか日本人だらけ」ってところも立ち寄ります。

タンペレからこの宿あたりはフィンランドの湖水地方の西端って感じの所。森と水の多い風景、日本人が好きな感じですよね。

朝ご飯まえに湖まで散歩。
宿の方も言ってたけど、フィンランド人に「森の手前の麦畑」風景は懐かしい夏模様なのだとか。
朝ご飯は地元の野菜とチーズとハムとで、自分で作るサンドイッチ。

のんびりした宿で、確かにここは長く滞在してゆっくりすべきところだなぁと思いつつも、時間の無い海外旅行者は朝9時出発。

一時間もかからず、ハーメンリンナという街に。大作曲家シベリウスが生まれた街で彼が愛したという場所。(シベリウス生家訪問もおすすめとか。私達は次の時間があって寄りませんでしたが)
アウランコ城の跡はこの表の城壁しかないですが、目の前に大きなアスレチック施設があることもあって家族連れが走って登っていました。
アウランコ城のある山の上に、ハーメンリンナの塔があります。
塔の上から、アウランコ自然保護区が見渡せます。
塔に登る階段。しっかりした塔の中なので高所恐怖症の私も登るのは出来ますwww
小雨模様(ああやっぱり・・・)。シベリウスが交響曲フィンランディアを作り上げたのは、こういう景色からのインスピレーションがあったからでしょうか。

さて、こぢんまりしたイイ感じの街・ハーメンリンナを後にして、一路ヘルシンキ郊外へ。日本のガイドブックに必ず載ってる、日本人大好きな場所・・・marimekko(マリメッコ)本社です。

お目当てはこれ。
本社です。右側に社員食堂、左側はアウトレット。
基本、1€の違いでスープランチにはメインコースがつかない、と考えてもらえれば。
普通のランチ(これにスープと、デザートがつきます)
こちらスープランチ。ね、変わらないwww

marimekkoは大好きです。ウニッコ(有名なケシの花のデザイン)のモノトーンな感じのワンピースを入手(しかし免税手続きのためすぐに開けられずw 今アメリカで着てます)

次は「アラビア・イッタラアウトレット」イッタラグループの所有する陶器ブランドがアラビア社ですが、名前の由来はこの場所(アラビア通り)につくられた工場から。日時があえば元工場のツアーとかもあります。
アウトレット内。人気の柄の陶器、ヴィンテージはもちろん、新作のアウトレットも。
その隣にはテキスタイルメーカー・フィンレイソンのアウトレットが。なにこのペンギン可愛すぎる。
か、かわいい・・・(あとで姉妹に「え?買わなかったの?」といわれビックリしていたら夫と娘にも「買うのかと思ってた」と言われた。私ってそういうキャラなんだ。。。)
工場跡地なので広いのですが、その一部は図書館に。多分中庭みたいだったところを「後付け屋根」で室内にしたところ。
こちらの図書館、個人や小さいグループでの勉強室?がスゴク可愛いんですけど・・・
外からみたアラビア社の工場跡。

さてヘルシンキに戻ってホテルにチェックインしたあと車を返却。前回の滞在でもう少し歩きたかったなぁ、というところを歩いてみます。

前の宿のすぐ側だったんだけどその目で見てなかった美術館・Amos Rex。美術館は地下にあります。地上部分はこの不思議な窓?と斜面だけ。
こんな緑のモニュメントもAmos Rexの展示。全部で3体・・・あれ、4体かな?
エスプラナーディ通りのほうへ。ムーミンショップに吸い込まれましたw いやあ可愛いなぁ。
ウィンドウはこんな。
中央に大きな公園があるエスプラナーディ通り。そしてカモメっていつも我が物顔(私の住むソルトレイクもそうなんですよ、グレート・ソルトレイクがあるから)。
夕飯はエスプラナーディ通りの港側、フィンランド料理を出すKappeliで。あーーーやっと呑める!(地元のビールです、美味しい。)
こんな店内。
私が戴いたのはウォーレンバーグという、フィンランド料理。これは魚をパテ状にしてやいたもので、海老のソースと良く合います。
オットはサーモンソテー。
お腹はかなりいっぱいだけど、隣のテーブルで食べてた人たちのここのデザートが美味しそうだったのでシェアしたい、と一皿オーダー。Kappeli's own Berry Pie and Icecream.
パイといってもパウンドケーキにベリーを練り込んだ、みたいなものです。シェアしたいというひどいお願いも、にこにこして聞いてくれました。(だって食べきれないもの。)
今日明日とまるのは「ホテル・ファビアン」。後で気付いたけど日系ガイドブックに載ってたね。値段も高すぎず、良い立地だし朝ご飯付き。

大体帰る直前は高くない朝食付きホテルを選びます。家に帰る前の荷物の片付けが楽だから。でもここのホテルの、私達にとっての大きなポイントは「ホテルの隣が大きなAlko(フィンランド国営の酒屋さん)」。スーパーマーケットも徒歩1分のところにありますwww

夜は映画Tove(トーベ・ヤンソンの生涯を映画にしたもの)を見ながらワインを飲んで、そのまま10時くらいには寝てしまいました。大笑
明日はフィンランド、そしてヘルシンキの最後の「丸一日空いている日」です。なにしようかな。


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