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アイスランド旅行記(15)

ここから5日目の記録です。この日はレイキャビクより少し北のホテルから南海岸を頑張って東の方まで進む予定。

ゴールデンサークルを回ったときにセルフォスあたりまでは通っているので、気分的にはそこは短く感じます。
このコンクリートピラミッド・・・なんだろう。風向計?風速計?アイスランドの旅の間に2個くらい見ました。アイスランドフィルムのFrom Hetty To Nancyにも出てきます。
→ https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/from-hetty-to-nancy (全部で40分位です。)
「Year of the accident 今年の事故大賞!シートベルト締めた?」と書かれているようです…なかなかインパクトある交通安全の啓蒙だな。
セルフォスの町に入ってきました。トイレ休憩と、出来たらコーヒー欲しいな・・・アイスランドの(安めの)宿では紅茶はついてるけどなかなかコーヒーがない。
おお、可愛いコーヒー屋さん!・・・と思ったら開店前で諦めました。
次のトイレ休憩、 Hvolsvöllur(よ、読めない・・・)という町にある新しい火山に関するミュージアム。面白いらしいんですが展示もみて映画も見て、なんてやると1人5千円ちかくするのでトイレだけ借りました 笑 南海岸ツアーには含まれているものもあるので、もし興味あればツアーを調べるとき確認してもいいかも。
https://agetm.com/ja/aktivitaeten/lava-center-island/
アイスランドですもん、滝観光ですよね!笑 ここは上の地図の④にあるセリャラントスフォス(セリャラントス滝)です。
夏なら滝の後ろ側に歩いていけるんですが、この時期は当然あちこち凍っているのでその道は閉鎖されてます。それにしても凍っていてもこの水量!・・・と思ったら、東にあるエイヤフィヤトラ氷河(ヨークトル)がそのしたにある火山の熱で溶けて流れてくるんだとか。そりゃスゴイ量になりますね。
雪が積もってるんじゃなく、滝の飛沫が凍って積もってるみたいです。あーーー夏に来なきゃ!
他にもいくつか滝が。ほんとはここの滝に憧れたのもあります。でも凍ってる時期だから・・・参考までに、こちらの記事の最初の滝がこの↑看板の滝。
https://guidetoiceland.is/ja/connect-with-locals/makihito/seljalandsfossgljufrabui-waterfall
あーーー夏にまた来ないと!
上半分は流れているけれど、下の方は表面はもう凍ってる。。。その下を水が流れてました。
もう一個、でも道が狭くなって、「道じゃないところ」をみんな登ってるんでやめておきました。どっちにしても、この凍ったところを骨折した足でいくのは無謀すぎます(ほんと、つくづくケガなんてするもんじゃないと思う)。
さて少し移動するとこちらも有名なスコゥガフォス(フォス=滝)。前の滝同様、エイヤフィヤトラ氷河(ヨークトル)が溶かされて流れてくる水。南側から見ることができるので、よく虹が見られるのでも有名。
ちょうどお昼くらいだったので半円形にきれいに見えました。
(人がいない所を撮りたかったんですが、この方、10分位ここにいてね・・・笑)
滝を上から眺めることが出来るんですが、私は固定ブーツがあるので下で待機・・・息子の黄色い上着がわかりやすいww
かもめがいっぱい・・・魚が捕れるんだろうか???
いたる所にかもめ。そして地層の間から水がしみ出しているのも分かります。

丁度お昼時、晴れているので気温もぐんぐん上がり摂氏1〜2℃。これまでの気温に比べたら「うわ、あったか!!!」と言うくらいですが、それでもピクニックテーブルで持参サンドイッチを拡げたら体が冷えそう。車を移動させて車内でお昼にしていたら両隣の車のひとも同じ事をしてました。

さて、アイスランドは「水と火山の国」と言われますが、さっきLava Museumもあった通り活火山が多いです。エイヤフィヤトラヨークトル火山は2010年に噴火してヨーロッパの航空機が数日間飛べなくなったという事態をひきおこした、アレです。(って、若い人は知らないか)

エイヤフィヤトラヨクトルEyjafjallayokull氷冠である.この氷冠の下にあるのが,エイヤフィヤトラヨクトル火山である.これまであまり注目を浴びていなかった火山であるが,2010年3月20日から突然噴火を開始し、今も引き続いている.最初の噴火は東斜面での割れ目噴火として生じ,氷河でおおわれていない場所だったために,おだやかな溶岩流出が続いた.しかし,4月14日に厚い氷河におおわれた山頂カルデラ内で新たな噴火が始まり,融けた大量の水と反応して激しい水蒸気マグマ噴火となった.この噴煙は当初は高度1万メートルに達し,南東に流されてヨーロッパ大陸の上空を漂ったため,欧州のほぼ全域の空港が数日間にわたって閉鎖される異常事態となった.火山灰の吸入によるエンジントラブルが心配されたからである.その後は氷河の融解が進んだため,やや穏やかな噴火に移行し,航空路線も再開されている.エイヤフィヤトラヨクトル火山のはっきりした歴史噴火記録は1612年と1821-23年の2度しか知られていないが,この両噴火の直後に隣のカトラ火山でも噴火が起きた点が注目されている.

静岡大学の小山真人教授が、ご著書をweb版で上げてくださってます。そちらから抜粋。

ちなみに、アイスランドの地名はなかなか日本人にはとっつきにくいですが、この小山先生の説明は地図を片手に(私はgoogle map)読むと本当に面白い。ますます夏のアイスランドも行きたくなります。

※ 関係ないですが小山先生のTwitterアカウント、青い鳥マークが犬になる・・・どうして!?どうやるの???としばらく関係の無い検索を始めておりました。・・・あれ?私のも今は犬だな?忠犬ハチ公の日、とか???

アイスランド最南端のまち、Vik(ヴィーク)には黒い砂の海岸線(そのまんまの’ブラックサンドビーチ’という名前です)が伸びています。むこうに見える白い氷河はエイヤフィヤトラ氷河(ヨークトル)。。。かな?Vikの北にはさらに大きなミルダルス氷冠(氷河、ヨークトル)があるんです。
なんで灯台って人を惹き付けますかねぇ・・・次回チャンスがあったらですが、アイスランドの灯台の写真を撮って回りたい。
海がきれい!海岸線がきれい!
ディルホゥラエイ。穴あき岩はここのシンボル的存在。
さて、国道1号線に戻っていき、Vikのほうからディルホゥラエイ対岸へ向かいます。それにしても・・・アイスランドの「ぽつねん」一軒家ってどうしてこんなに可愛いのか。
数軒家があれば絶対教会っぽいところがある。さすが11世紀からキリスト教が国教なだけある。
廃墟?とおもったけれど、周りが牧草地っぽいのでまだ使っているのかも。むこうの山裾に並んであるのは多分旅行者のためのゲストハウスでしょう。
この教会は今も使われているんでしょう、美しいですね。大切にされているんだなとわかります。
さて、先ほどの灯台のあるディルホゥラエイが向こう側に。はい、ここを見に来ました。
これら2つの奇岩もまた有名、ヴィーク(Vik)といえば、的に案内書なんかでも出る。「なにもない真っ平らなところ(ここでは海)にぽつんとある」という、アイスランドっぽい風景といえばそうだけどね。


この岩壁を見に来たんですよ。レイキャビクの教会もこの岩壁をモチーフにしてましたよね。それにしても圧巻。
海岸で遊ぶ親子。。。と微笑ましく思ってるだけじゃいけない、ここは急に大きな波がきて時々死者が出るところ。警告出てるんですけどね。まぁ・・・やりたいよね、男の子いたらね。

ここから先はちょっと写真だけでは伝わらないものが多すぎる場所なんですけど、長くなったのでまた次へ。

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