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アイルランド(1)〜ダブリン散策

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

北部イギリスの旅に続いて、アイルランドにやってきました。
私にとっては「イメージはいいけど全く知らない国」、でもオットが「マンチェスターから$100(私達には1万円感覚)でダブリン、行けるんだよ!」と何度もいうので旅程に組み込んだ、というのが正直な話。

でも調べていくと私達夫婦には垂涎ものな景色が広がる国ではありませんか。もちろん旅行前に映画も何本か見て歴史的なことや「アイルランド人の気風」みたいなものを理解しようと努めました。コレをしないと「観光地を見て終わる」ことは今までの経験でわかっています。それはもったいない。

前夜夜中にチェックインしたホテルは今回の旅行で唯一朝食がついてない。ということで、朝は紅茶とクッキー(どのホテル、B&Bにも紅茶、コーヒーが部屋にあるけど更にクッキーが添えてある。イギリス風なんでしょうね)で簡単に済ませてダブリンの街に繰り出します。車で30分弱。

宿泊は右上のゴルフリゾート。一泊の値段はもちろん「駐車場無料」が選んだ決め手wwwイギリスもそうですが大都市の近くは駐車場さがしと有料駐車場がちょっとネック。とりあえず目的地をトリニティカレッジ近くの駐車場として先に探しておきました。
寒いけどいい天気!この日は例年よりは寒い朝のようでした。
このあたりは閑静な住宅街のよう。そういえば前夜レンタカーでホテルに向かう途中(当然真っ暗)当たり前の様にちらほらと人が歩いててびっくり。午後11時過ぎですよ??いくら土曜の夜でも。。。飲みに行った帰りとかだったのでしょうか。昼間に通ると「まあ、安全なんだろな。。。」とは思いますけど、いくら歩道あっても真っ暗な中あるくの、危険じゃないか・・・。
ライオン紋章(イギリス王室の紋)だ。。。確か図書館ってかいてあったけど、古い建物なのかな。
道のとなりには引き潮なのでしょうか、干潟みたいになった場所。
最初に添付した地図をみると向こう側は半島みたいになってるとわかります。
スーパーマーケットやパブなんかがある小さな町。日曜の朝だからか、車通りも人通りも少なめ。
ダブリン湾に突き当たったようです。日曜なのですが「ジャージ」「ユニフォーム」を来た自転車のひとやランニングしている人がずっと続きます。(右側に自転車のジャージ姿の一行が。)
どうやら日曜日はあちこちで地元有志チーム同士の試合でもあるらしい。この先、ダブリン市内に到着するくらいまで、本当にあちこちで大人から子供までのユニフォーム姿の人たちがいました。
Cookie-Cutterな家が続きます。日本でいったらウォーターフロントの新興住宅街って感じなのかな。
ダブリン湾。右手(進行方向)にダブリン近くの工場なんかが見えます。
道から逸れ、この大きな橋を渡る車も多かったのですが、この先は「Bull Islandブル島」自然保護地区らしい。日曜だから家族で、っていう人も多いのかな。
そろそろダブリン市内です。この左手が大きなスポーツ複合施設で、ここにもサッカーユニフォームやボールを持った親子とかが沢山歩いたり自転車でやってきていました。
赤レンガの家々はここでも結構見ます。
ダブリンの中心地区にきました。ジョージアン・スタイルと呼ばれるこの建物たちはイギリス統治時代の名残と言われます。こんな感じの風景、映画マイケル・コリンズとかでもみるよね。
ダブリンの真ん中を通るリフィー川を越えて・・・
トリニティ大学です。「ケルズの書Book of Kells」はアイルランドの国宝、ここのQRコードを読み込んで見学ツアーに申し込めます。もちろん事前に予約可。このカレッジや図書館含めたいろんなツアーもでてますが大学のサイトからセルフガイドツアーも選べます。(ここは大学なので特に平日はこのチケットないと入れません)
立派な校舎。まだツアーなどが始まる時間じゃないので空いてる。
とりあえずKellsの書、オールドライブラリを見るチケットを購入したので「ブランチしよう」ということで街中にむかいます。といっても大学のすぐ横だけど・・・
トラムも走ってるんだよね。(使わなかったけど)
そういえばスコットランドといいアイルランドといい、ウィスキーの聖地にいながら全く行ってないな、今回・・・ドライブ旅行なのでね。醸造所まわりとかはまた次回に。
国会議事堂ですね。大学の目の前。
小路のむこうにSt Andrew's Church。(いかないけどw)
早い時間で開いてる店、を探してここを見つけました。ちょうど開店時間。もとはベルファスト銀行が1892年7月2日に英国相互銀行からこの土地を取得し建設したものとか。

外観はフランコ・スコットランドの影響を受けており、ダブリンでは珍しいスコットランド産の砂岩が使われている。かつてはメイン・バンキング・ホールであった内部は、商人の権力と庇護の見事な例であり、並外れた装飾、ステンドグラスの天井、モザイクタイルの床、見事な手彫りのしっくい細工とコーニシングが施されている。

レストランのウェブサイトより

へぇ、知らなかった。しかも地下には金庫室があって「現在は博物館として保存されているチャットウッドの金庫をご覧ください。」って書いてあるよ。知ってたら行ったのに 大笑

「地元産の食材の調達に努めています。可能な限り地元の新鮮な食材を使い、歴史的な魅力と現代的なアイルランド料理の完璧な融合を実現しています」とウェブサイトにはあります。

ああ、言い忘れましたが最近のアイルランドは「食立国」として有名。世界中のFoodieがあつまる場所になっているようです。(関係ないですが食立国といえばペルーもです。本当にどこに行っても美味しかったし美しい一皿一皿がでてたんだった。)

豪華!立派!さすがは元銀行・・・
夜には暖炉の側でこんなゆったりした椅子に深く腰を下ろして飲むグループもいるんでしょうね。
コーヒー・紅茶には硬貨タイプのチョコレートが添えられてます。
私はオムレツ。中にはモッツァレラチーズやマッシュルームなんかが。
オットはエッグ・ベネディクトほうれん草のソテー添え。ほんとにイギリスやアイルランドはポーチドエッグが上手。一部切り分けて私の皿にもらいました。
小さいテーブルがいっぱい。狙った訳じゃ全くないのだけど、ゆっくりサンデーブランチ、になりました。
暖炉からちょうど良い距離で暖かくて、火も綺麗。しあわせだ。
国会議事堂前に誰かの像があったんだけど、それが誰か、よりも「どうして鳥はこういう像の頭のてっぺんに乗るの?」とおかしくて気になって。以前パリでもあまりに「像+頭のてっぺんの鳥」の景色が多くて何枚写真を撮ったことか・・・
ま、カモメはどこでも餌を狙って見晴らしのいいところにいる、ってことですね・・・
さて、アイルランドの「カラフルな玄関ドア」を見に行きます。
この「カラフルなドア」にはいろんな説(都市伝説)がある。私が聞いていたのは「、イギリス植民地であった時代、家のドアをすべて黒に統一するよう女王に命令されたアイルランド人たちが、反抗するためわざと色んな色でドアを塗った」ってやつだったけど、この辺を調べ(てくれ)た記事発見。真実はいつも奇なり・・・・(~_~;)
でもカラフルドアは大抵落ち着いた高級住宅街にある。アイルランド旅行で参考にした山下直子サンの本によると「煙突の数は(暖炉の多さで)裕福さの指標」とのことだったが、確かに沢山の煙突が。

ちなみにアイルランド本、こちらです。(下は最新版らしいです)


ただの黒のドアより、なんかシックにまとまってる気がする。
オスカー・ワイルドの像。ナルシストっぽさがでてる・・・笑
オスカーワイルド生家は今は語学学校。中も見学できますが有料です。

そうそう、文人を多く輩出したダブリン、有名な文人を巡るツアーってのもあるらしいですよ。

こちらはアイルランド国立美術館。すごいよね、街中に突然ある。笑
空色のドアのお家だよ、とか友人にはいうんだろうか。それはそれで素敵。

長くなったので次記事でトリニティカレッジです。


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