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アイスランド旅行記(13)

4日目ももう夕方になってきました。緯度が高いから午後は早い時間から光がオレンジになる、と前に書いたのですが、この日はころころかわる天気のせいか雲のせいか、オレンジの光の印象は少ないです。
スナイフェルスネスの根元から、ボルガネースを経由し⑮の宿のところまで行きます。120km, 1時間半ほどで到着予定。

ひたすら車窓の風景ですが、天気の変化が早いせいかこの土地の雰囲気なのか、全然見飽きませんでした。私の住んでいるユタ州も「ただだだっ広くて何も無くて、てっぺんが平らなメサと呼ばれる高台や侵蝕で作られた不思議な谷間、切り立った崖、断層山地」なんかが見られるんですが、なんというか・・・全く違うのです。ということで、道中写真をどうぞ!

スティッキスホールムルを出る頃雨がぱらついていました。その雨の降る暗い道の先には神々しく光る美しい山。天使のハシゴも沢山降りてます。
風も強くて(アイスランドでは普通)寒くて不安になりそうな暗さなのに、道の先が不思議に明るくてドキドキします。
水の豊かな国で、変化の激しい天気が風景に彩りを加えます。たとえ冬の色が少ない時期でも。
道は大きく曲がっていくので、山の風景もどんどん変わります。トロールや妖精を信じる人の多いこの国では、彼らの住む岩、場所を避けて道をつくるんだそうです。
あの山を回り込む?とボルガネースの町に出るはず。ものすごく久し振りに他の車に会いました。
行きも通ったけど、Eldborg Craterですね、あの形。いつか再訪してハイクしたいなぁ。
目の前の川(多分)は完全に凍ってます。この雲の多さが、一部に降り注ぐ光が、本当に神々しいとしか言いようがない。
(水を逃がすためであろう)水路のみえる放牧地(多分)。
上の写真とおなじ山を、道がおおきく曲がったあとで撮った風景です。どれだけ早く天気が変わっていくかが分かると良いんですけれど・・・
氷河地形が見える山に、きっと「豊か」だと分類されるのであろう土地と。氷河からの水が多いのでしょう、水を逃がす仕組みが出来ています。あちこちに牧草のロールもあるし、馬・羊が飼われているんでしょうね。
すごく大きな龍雲だったんだけど、写真をとってるうちに変形してしまった 笑
龍雲の頭だったところ・・・もう消えちゃいましたね。
海が見えてきました。ホテルはもうすぐ。それから晴れたからでしょうか、ようやく光がオレンジ色っぽくなってきた感じがします。
ホテルに戻って、まず一杯・・・・よく走りました(運転したのは夫と娘だけど)
Brioというビール缶の裏の絵がまた・・・ 笑 
ちなみに、ホテルの名前Laxarbakki(ラクサルバッキ)はアイスランド語で「鮭の川」なんだそうで。ホテルの目の前の川は、時期なら鮭がつれるんだそう。そういえば「鮭の川」と名付けた入植者(貴族)の話がどこかのサガにあったはず・・・そういう、昔から人が住んだエリアだったのかも。
夕飯はホテルのレストランで。これはタラのグラタン(アイスランドの魚のシチューをグラタンにしたもの)、いつでも美味しい。
これもアイスランドの郷土料理? ラムのシチューと(いつでも美味しい)
ハンバーガー。今になって思うと、「こんなに沢山野菜をつけてある」ところは観光客むけなんだろうなと。あ、芋(フライドポテト)は野菜らしいです。アメリカもそうなんだよねぇ、ポテチは野菜、トマトが野菜だからケチャップ使ってるピザは野菜を食べてることになる。・・・んなわけ、あるかぁぁぁぁってちゃぶ台ひっくり返しそうですが。
今日の魚料理、は季節的に「タラ」です。外すことはまずない。これも「野菜がいっぱい」な一皿なんでしょう。
小さいホテルのレストランなので上の4つがメニューのほぼ全てです。でも「美味しい」「値段がリーズナブル」など好意的なレビューが多い。外してはいなかったですね。

午後7時にはお腹もいっぱい、部屋でのアルコールで酔っ払って(ホテルにもバーがあるんですが、値段がね。。。笑)家族それぞれ好き勝手してましたが、次はこの話↓です。

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