酒飲み男子の酒呑み日誌#04
こんにちは、Yas之助です。
このご時世となり、ここ数年、外で複数人と居酒屋でワイワイする機会もめっきりと減ってしまいました。
前職の時は、ほぼ毎日のように誰かしらと仕事後に飲みに行っていたような気がします。会社内部活の後は必ずでしたし、部署飲みのようなものは殆どありませんでしたが、それでもみんな仲が良かったため、都合の合うメンバーとで毎日のように…行けば盛り上がり終電近くまでいることもしばしば…
やはり人というのは、人と常に話しておかないと、会話の中での頭の回転であったり、テンポや間、そして声の張りがどんどん劣化していってしまうものです。
家で一人で、妻と呑んでいると、会話の速さや声の張りはそこまで必要なく、もはや会話がなくても居心地がいい事もあります。ちょっとしたボケに、はいはいそうだねそうだね…っておぉぉぉぉぉぉぉい!!という笑いを取るためのノリツッコミも、フフフ…で終わるようになります。
それでも先日、蔓延防止が解けた後、久しぶりに仲間と餃子を食べながら飲みました。毎回恒例の会となり、固定メンバーで、そろそろやります?なんてラインが飛んできて、なんとなく日程が決まり実施される緩さ。
最初は久しぶりすぎて、どんなテンポで話してたかも忘れ、お互いに
…どうっすか?最近
…あ、んーぼちぼちですよ
…ソッスカ…後誰来ますっけ?
…えーと…○○さんと●●さんスネ
…ソッスカ
今日これ大丈夫か?なんて思っていましたが、やはり身体には染み付いているようで、1時間もすれば冗談と冗談と冗談が飛び交ういつもの飲み会となっていました。
帰りの電車、妻に、「花粉症のくだり、ちゃんとノリツッコミしてたね。」と言われ、くそっ、何冷静に見てんだよ…と恥ずかしくなりましたとさ。
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本日の買い出しリスト!
今日はですね、だいぶ手抜きとなります!たまにはこんな日があっても良いよね!それにシーフードミックス結局食べなかったし。
とにかく今回作りたいのは、
さば缶トマト煮
我が家ではなんなかのトマト煮がとても頻繁に出てきます。例えばキャベツのトマト煮や、鶏肉のトマト煮や…美味しい上に楽ちんなんですよね。炒めてトマト缶ぶちこんで、味付けして完成なくせにちょっとオシャレですしね。
今回は、そういえばサバ缶ってダイエットにいいよな…であれば!!ということで。
すみません、今回はそこまでお腹空いていなかったので、あとはフランスパンを買って、それに浸けながら食べいたいと思います。
呑みクック開始!
今回は手順も何もありません。トマト煮を作る際には大体、
玉ねぎ切って、にんにく(今回は生姜も)をみじん切り
その他具材を必要に応じてカット
オリーブオイルでにんにくの香りを引き出す
玉ねぎ炒める
その他炒めたらトマト缶をIN!
塩コショウ+スパイスで味を整える
にてできます。
ちなみに、ここでのにんにくは一種のスパイスです。スパイスは結構定義が曖昧で、時には普通の具材、時にはスパイスになるものもあるようです。
例えば、焼き肉の時に、にんにくのホイル焼きをした際、そのにんにくはスパイスではなく、あくまで普通に食べるもの。逆に今回のように、オリーブオイルで香りを出す際には、スパイスとなります。
スパイスの役割は3つ。
香り付け
色付け
辛味付け
この一つでも満たしていればスパイスとなります。
といっても、ホイル焼きも香り凄いじゃないですか…まぁ、香ってるけど、何かに香りをプラスするためではないのでスパイスとは言わないってことですかね。どうなんですかね。
切った野菜を入れておくバットもオシャレですが、よく料理番組などで使っている、調味料を予め入れておく小さい容器?も雰囲気出るんじゃね?てことで買ってみたんです。写真のみじん切りが入ってるやつですね。
使った感想としては…思っていた6割くらいの便利さって感じでした。
そもそも調味料をそこに入れておく必要性はそこまでない(知ってた)
液体の調味料を複数合わせておくには少し小さい(知ってたようで知らなかった)
まぁけど今回のように、少量のみじん切りを入れておくには丁度いい
総合、特に無くてもいい!えへへ。
さぁて、炒めていく!!
にんにくを炒める時は、弱火で、なんなら火を付ける前から入れててもいいくらいじゃないでしょうか。
よくやるこの工程ですが、ここで使われるスパイスのことを「スタータースパイス」と言います。始まりの香辛料…カックイイー!
じっくりと炒めて香りを出すことで、この後投入する具材に香りを移すのですが、実はスパイスの揮発温度ってそこまで高くはないのです。ざっくりと、4~50度くらいから揮発が始まり、逆に100度を超えると抽出されにくくなるか、飛んでしまいます。
よって、よく弱火でじっくりと…とありますが、あれはスパイスを焦がさないように、という理由もですが、やや低温でじっくりと香りを出す、といった意味も込められているのだと思うのです。たぶんきっと。素直に考えれば…
とまぁ色々言って玉ねぎを投入。にんにくと生姜をまとわせる。
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私、今まで炒めものの時は必ず菜箸か木べらと決めていました。
理由は簡単で、かっこいいから。
…かっこいい??かっこいいの??
そう思っていたんですよねぇ。いや今でもそう思っていますが、実家の母がゴムベラやトングで炒めているのを見た時に(中学高校くらい?)、かっこよさを全て捨てて効率に走った成れの果てだと思い、俺は無骨に菜箸と木べら!という意固地さが完成しました。やっぱり料理している感、道具に頼り切ってない感が良かったのでしょう。
そんな思春期はだいぶ長く続き、さぁ今年、三十路に入ってきてから考えが変わりました。
効率を求めてもいいじゃないか。
てか、トングもゴムベラも、一周回ってかっこよくね?逆に、逆にィィ。
フッ、若かったな、俺も…なぁんて回顧して浅草かっぱ橋でサクッと両方買ってきました。
もうね、びっくり便利。今では溺愛です。
そうこうしているうちに次!
トマト缶ドバァ!サバ缶ソイヤッ!コンソメ等でイエイ!して、今回プラスするスパイスは、恒例のこちら!
ローズマリー
オレガノ
タイム
この辺入れておけば大丈夫感が凄い。考えなく入れていく。
ある程度水分が飛べば完成!サバは今回は細かくせずにゴロっとさせました。
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というわけで完成!
今回はだいぶサクッと完成しました!
昨年からだいぶリバウンドしてきてしまっているので、これくらいを嗜むのが丁度いいかもしれません。
いただきまーす。
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先日、前職の大先輩の方主催のワイン会に行って参りました。
その方は独学でワインを学び、ソムリエの資格も取られ、そのワインの魅力を伝えたいという事で、定期的にワインの美味しいお店や、持ち込み可のお店で呑みながら、味の違いやそれぞれの地域の歴史や作り方、熟成の仕方等を教えていただいております。
と言いましても、参加側は、美味しーこれ!とワイワイしているので、全てのお話をありがたく聞いているかと言われたら…という感じですが、それでも無邪気に気になったことを聞くとなんでも答えていただけますので、この上なく楽しい会でした。
ソムリエの試験にはもちろんテイスティングがあるようで、その際にはテイスティングシート?のようなもので、色がどんな感じで、香りがどんな感じで…というのをマークする用紙があるらしく、一度見せてもらったことがあります。
なかなかの項目数で、これを全部マークするのかと思うと受かる気がしないのですが、その中でもみなさんが注目したのが、「香りの印象」という項目、まぁその名の通り、きっと嗅いでみた時の印象なのでしょうが、その中の選択肢に、
「嫌気的な」
という表現が。
なにこれ?とみんなでひとしきり笑った後、調べてみました。
へぇぇぇぇぇぇって感じですよね。てかどんな香りが嫌気的なん?
今度ワイン呑んだら言ってみよっと。
ふぅん…これ…ちょっと嫌気的な香りがするね…
この時の店員さんの表情で恥ずかしい思いをしているのかどうかを判断したいと思います。
以上、ありがとうございました!
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