子供の日にちなんで北欧のおもちゃの話でも。

125.カイ・ボイスンのモンキー

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子供の日にちなんで玩具の話でも。

銀細工師であったデンマークの職人カイ・ボイスンがつくった動物の人形は、北欧デザインがもつ「やさしさ」を象徴する名作としてあまりにも有名だ。とりわけ猿をモチーフとしたフィギュアは、そのいたずらっ子のような愛くるしい表情はもちろんのこと、毎日の「遊び相手」だからこその考え抜かれた造作がすばらしい。

このモンキーは、両手、両足、首以外にも、両方の手首と足首を合わせた合計9箇所もの部位を自由自在に動かすことができるのだ。さらに、ろくろを使って加工を施した本体の曲線はなめらかで、その上質な手触りにもこだわりが感じられる。

こうして、かっこうの遊び相手であるオモチャの動物たちは、やがて子供たちの成長を見守る家族の一員となるのです。

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