【読書感想文】 火葬場で働く僕の日常 :: 日本は99%火葬なので知っておいても悪くはない (知らなくても困らないけど) 知識は大事😊
先日、親族の会葬があり、その直前にKindle Unlimited でこの本を見つけ、事前の予備知識として一読した。
最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
火葬場奇談 1万人の遺体を見送った男が語る焼き場の裏側
体験談(エッセイ?)はこちら。
コミックを読んだ後、この本にも目を通してみた。
著者紹介は次のとおり。
著者のWebサイト
感想
知らない世界で働く方々の仕事が書かれている本は、読んでいて興味深い。
日本に住んでいれば、誰もが避けて通れないイベントなので、試し読みすると読みたくなる方もおられるのではないかと。
掴みは、OK😊 (購読するとき、大事な要素)
そのあとは、最初ほどのインパクトはないが、知らないことばかりなので、読み飽きることはない。
本の方は「火葬と火葬場の説明 & エッセイ」風。
コミックの様な面白さはないが、会葬出席者として知っておくと火葬場で戸惑わなくて済むことが書かれている。
本の話数はコミックと比べて多く、説明も多い。
タイや中国の火葬場事情などは本のみ。
知識を得るには良い本😊
読後、火葬に出席して
会葬出席者として参加したので、火葬場の表側しか見なかったが、裏側(この本)のことを思いながら待合室で『骨上げ』を待つと、違う景色が思い浮かぶ。
喪主ではないので、告別式で焼き方のオーダーはしていない。
この本によると『下焼き』が良さそう😅
その火葬場は出来てから数年とまだ新しく、焼き方は全自動だと思う。
(そもそもオーダーする人は、いないとは思うが…)
『骨上げ』に参加すると「これが喉仏でございます。この部分が仏様が座っている様に見えるところから、その様に言われております。実際は第二頚椎です(実際は〜からの声は小さい)」と、火葬人から説明を受け、この本で予習した通りと(心の中で)ニンマリ。
そのほか、骨に色の付いている部分の理由説明や、関東なので骨を全部骨壷に入れるために、壺の中で骨をプレスする(砕く)ところのことわりも、この本の通り。
火葬人への心付けは本に書いてある通り、都会の火葬場なので禁止(一応用意はした)。
完成して3年足らずの火葬場は、小さなイベントホールの様に小綺麗で、火葬場の匂いがほとんどしない(敏感な方は感じられるとは思う)。
待合室が並ぶ広い廊下にある自販機の中には、ハーゲンダッツのフルセット(カップ、バー、サンド、アイスボール?)がありました😊
MOH