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2022年 Book reviewsで多く読まれた記事

いくつかあるマガジンのうち「東京駅周辺(丸善4Fギャラリー)」の振り返りは記事にした。

Book reviews」も多く読まれた記事の振り返りをしておきたい。

掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集

読んだのは半年程前で改めての感想はないが、本人の知らないところで(亡くなってから)自分の本が有名になるのはどんな気持ちなのかな?とは思う。
亡くなっているから、気持ちも何も無いのだが。

先日、記事にした「 密やかな結晶 / 小川洋子(著)」も発刊から四半世紀経って英国ブッカー国際賞にノミネートされ、映画化が発表されたりしている(小川洋子さんはご健在😊)。
プロの小説家であっても、発刊から時間が経って新たに評価されるのはうれしいと思う。

自分の書いた小説がそうなるとは思わないが、Kindle化しておくとISBNナンバーも付与され、Amazonが無くならない限り電子書籍の本棚に並ぶこととなる。
自分が亡くなった後、何かを残せるのは何となくうれしい。

【読書感想文】 火葬場で働く僕の日常

10月下旬の記事。
コミックと元となる本の感想を書いた。
本のタイトルがタイトルなのでどうかなと思ったが、瞬く間に多くの方にご覧頂き、読後の実践(親族の火葬に出席)にコメントも頂いた。

本の読み方 スロー・リーディングの実践/平野 啓一郎 (著)

曲がりなりにも自分が小説を書き始めると、意図せず「スロー・リーディング」になってしまい、読書スピードが落ちる。

「文章が上手い」と感じる方の小説を読むとKindle本につけるマークが増え、それをあとで読み返したり、「この文章は読みにくい」と思う小説を読むと、勝手に脳内校正モードに入り、読み進まない。
例えば読点ひとつとっても作者それぞれに癖があり「読者の読み方を気遣って打つ」「文脈の意味に沿って打つ」「読点をあまり打たない」「読点を打ちすぎる」等々、目に付くと気になってしまう。

場面の描写方法に至っては千差万別。
最近はよほど気になる書き方をしている小説以外は、なるべく気にせずに読み進めるようにしている。

平野啓一郎公式サイトにはいろいろなコンテンツがあり、登録しておくと月に一度メールが来る。

同じく思うところがある



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