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いがらしみきおインタビュー記事を読み「ぼのぼの」Kindle購入を思い出す

NHK Webニュース

TVの定時ニュースが載っており、TVを観なくてもこれで事が足りる。
年払いで受信料を払っているわけだが…(12か月前払/21,765円)


Web特集:漫画家 いがらしみきお 「ぼのぼの」で向き合う東日本大震災

少し引用したい。

「地震が起きたときは、いつもどおりアシスタント2人と一緒に仕事をしていた。揺れも全然おさまらないし、棚も倒れて仕事場もヒビだらけ。妻にメールをすると『家はめちゃくちゃ』と返事がありました。そんなメールをもらって心配になりましたが、家に着くと、妻が向かいの奥さんと笑って話をしていた。これが日常だといえば日常なんですが、それを見てホッとしたのを覚えています。震災の後、電気もつかないし、水道も、ガスも通ってなかった。コンビニで食料を確保しようと亀裂だらけの道を自転車をこいでいた。当時は、食べ物を見つけるために生きていた。たとえ売れ残ったクッキーや菓子パンであっても、それがあればあったで喜びはあった。生きるということに対してものすごくシンプルだった

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240626/k10014491621000.htm

「漫画は一つの見方でしかない。私の漫画を読んで震災はこういうものだったのかと理解する人がいたら間違ってると思います。じゃあ、ほんとに震災を理解している人がいるかというとたぶんいないと思う。震災というものを記憶したその人の数だけ震災がある。それを思い出すだろうし、だんだん弱くなるかもしれない。だけどもそれが向き合い方だと思う。いつも同じような強度で物事と向き合える人はまずいないので。忘れそう、忘れてしまいそうだというのを責める必要はないと思います。絶対忘れないですから

漫画家 いがらしみきお 「ぼのぼの」で向き合う東日本大震災

「このメッセージには『生きていけば良い』『普通にご飯を食べて、誰かと会って、疲れて、家に帰って、またご飯食べて、疲れて寝る。そしてまた次の日が来て、ごはんたべて』と。それをやっていればいいと思うんです。震災とは別に、生きていけばいい。震災がそんなに人の一生にとって重要かというと、あらゆるところを縛ってしまうくらい重要なものだとは思えない。それでもやっぱり生きていくということ、それより価値のあるものというのは私は見つからない」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240626/k10014491621000.html


311当日は首都圏にいた多くの人と同様、帰宅難民だった(無理して帰宅せずビストロへ…)

翌月、仕事の都合で茨城県の被災地にしばらく滞在した。
道路が畝っていたり、シャワーの水が出なくなったり。
直接震災の被害に遭っていないが、その不便さは覚えている。


ぼのぼの

Kindle版がタイムセールの時、当時の最新巻まで一気買い。

タイムセール価格は1巻10円
40冊で計400円😊

紙の本で読んでいたので、Kindle版は電子積読。
NHKの記事を見て、読みたくなった。
全部読み終えたら、41巻以降も読みたくなるかも。

ラッコ(ぼのぼの)が時々、哲学的な会話をする



MOH



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