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ばか野郎

友人の父親が亡くなった。
実は昨年母親を亡くしたばかりだ。
正直立て続けに亡くなった現実に
同じ立場だったらどんなに辛いことだろうと思うと本当に心が痛い。

こういうときいつも思い出すのは
読売新聞で読んだ編集手帳である。

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親が子を思う情はいつの世にも
「永遠の片想い」であるという。
片想いに応えられる
年齢になったとき、
親はいない。

墓前にたたずめば人は誰もが
「ばか野郎」となじってもらいたい。
親不孝な息子であり、娘であろう。

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ぼくの両親はまだ健在だけど
それでも読み終えたとき激しい動悸に見舞われた。

ぼくも「ばか野郎」の一人。
だからいつも感謝という心を持てるよう
心掛けていきたい。

友人のご両親のご冥福をお祈りいたします。
一緒にお酒飲みたかったなぁ。

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