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12月23日、祝日じゃなくなったんだ…

カレンダーを見ながら時代は平成から令和になったのだと実感した(遅すぎ)

令和は勿論、今年の目標は
『できると言わない事。できない自分を褒める事』

育児に家事、仕事と私はついできる人になりたがるのだけど、私ができる人間だろうができない人間だろうがある程度のアベレージさえ維持していれば誰も気に留めない事を自覚する1年にしようと思った。
背伸びしている自分からのサヨナラだ。

とにかく自分の心に正直になる。

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家の中がグチャグチャで子供達にも満足な朝準備をさせてあげられないと思った日、私は家の仕事に集中した。
職場に迷惑をかけたと自己嫌悪になる瞬間は勿論あった。でもそれは私がいなければ物事が進まないような仕事をしている人の感情であって、私はパート契約になりその日の配属先で確実に仕事をこなすポジションになったのだから職場のシステム上私がいなければ何かが滞るようなことはない。
その状況に伴ってお給料は結婚出産前の半分も満たないことがあったけど、ある程度の収入を維持してそれ以上を自分に課さないと決めた。
これは私の決意だけではなく職場が働く人それぞれのライフスタイルに順応してくれるからこそ実現できているもの。
許可取ってOKさえ出たら社名明かしたいくらい!

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子供達との関係に悩んだ時期も、私はつい子供に″いい子でいること″を求めていた。
いい子でいるということは私が助かるから。
家事が捗るし、心配事もなくなる。
でも、子供はそんな思い通りに行くわけがない。
注意すればつい大声になるし威圧的な態度をとってしまう。
それで子供は私を好きでいてくれるのだろうか…
私はこの子達に嫌われて生きていけるほど気持ちも大きくないし、できればずっといい母ちゃんでいたいと思う。
それならどうすることが一番子供達の心を穏和に保つことができるか毎日記録をしたり専門家の方にアドバイスをもらいながら今、去年の今頃に比べたら随分お互いに笑って暮らす時間が増えたと思う。

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育児を円滑にしていくために、切り離せなかった家事の問題。
この家族構成になりこの家に住んでから1年。自分が少し頑張れば大抵のことができていた。
でも、その分精神的に追い詰められる感覚は否定できない。それはそのまま子供や家族へ向かう。
「自分ばっかり!」と被害的感情で相手に向かうと人間関係ってすんなり破綻する。
そうならないことが一番だ。それながら楽にできる家事は楽にしていいじゃないか。
noteでももう毎度毎度書いているドラム式洗濯機の存在。私の一番辛かった時間を随分救ってくれた。
食洗機の提案もあったけど、とりあえずのところ食器洗いはそんなに苦労していない(家族が夜を担ってくれることがあるから)
ちなみに昨日ネットで読んだのだけど、洗った食器を珪藻土マットに置くと効率もいいし処理も簡単だという話を聞いて早速実践した。
アイデアと柔軟な心でまだまだ長い家事生活をできるだけ面白おかしくやっていきたい。

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誰かを変えることは、どんなに近しい人間でも無理なことだ。
同時に私が私自身を変えることももしかしたらそうとう難しいことなのかもしれない。
それなら自分の素質そのものに正直でいることが何より大事かなと思っている。
何年も自分が無駄に抱えてきた自分の去勢からサヨナラして、もっと楽に生きていきたい。

今朝、いつものように家中がグチャグチャで、半泣きしながら子供達を保育園に送ることにした。
息子の保育園に着いた途端、娘が咳から嘔吐。
こうなれば娘は保育園に行けない。急いで職場や娘の保育園に連絡を入れてお休みにした。
帰り道祖母に電話でこのことを話したら
「あんた、きっとすごく余裕なかったのね。娘ちゃんが身を挺して落ち着く時間をくれたんだよ」
器用に自分がかけていたブランケットにだけ吐いて、スッキリしたのかニコニコする娘。顔色はすこぶる良い。
そうか。助かるよ。ありがとう。
嘔吐処理をして洗濯機にブランケットを入れた後娘に何か食べたい?と聞いたら「チーズパン!(ドトールのチーズトースト)」と。
念のため通院した帰り道、2人でドトールへ。
娘は終始嬉しそうで、あっという間に食べ終わると車の中で爆睡。
ずっと気になっていたキッチンの流し周辺を片付けて随分心がスッキリした。

年末ギリギリ、娘に救われたな。
来年はもう少し子供達の役に立つ親になりたいなと思う。

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