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折り畳みMacBook & iPhoneが27~28年登場?

◉いよいよ、折りたたみ液晶のMacBookとiPhoneが登場か……と思ったら、2027年から28年の発売予定とのこと。がっかりです。Appleは設計思想的には、意外と保守的というか、先進性を求めすぎて独自規格が多くなり、互換性をないがしろにした過去を反省して、すでに普及した規格や技術をうまく組み合わせて、独自色を出す方向にシフトしましたからね。互換性を気にしなくていい技術には、積極的ですが。

【折り畳み式MacBookが27~28年登場か、iPhoneでも検討続く】日経クロステック

 みずほ証券は⽶Apple(アップル)のスマートフォン「iPhone」の2025年の⽣産数量を2億2700万台(2024年の予想⽣産数量⽐で5%増)と予想する。2024年は2023年比7%減の2億1700万台と予想しており、2025年はプラス成長に転換する見通しだ。需要側では欧⽶の景況感改善、供給側では「iPhone SE(第4世代)」の投⼊や「iPhone 16/17」系列および「iOS 18」におけるAI(人工知能)機能強化による買い替え需要喚起を想定する。
(中略)
 折り畳み式iPhone(Foldable iPhone)については、現時点で2027~2028年の市場投入を見込む(図1)。縦折り型と横折り型の2機種、有機ELパネルは韓国Samsung Display(サムスンディスプレイ)製で偏光板を用いないCOE(Color Filter on Encapsulation)構造の反射防止技術を採用すると想定する。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00067/00059/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、MacBookとiPhoneの写真です。

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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。MacBookを折りたたみ液晶にするというのは、iPad Proのことではないかと、推測します。Apple は、ノート型パソコンとタブレット型端末を、明確に別のカテゴリーとしていますが、Windows系のパソコン文化では、そもそもタブレット型は「キーボードのないノート型パソコン」の扱いですし。スマートフォン 文化の人たちにとっては、タブレット型は大きすぎるスマホの意識でしょうし。

世間的には、iPhoneが折りたたみ液晶を採用するかどうかの方が、100倍は重要でしょう。ちなみにSAMSUNGの折りたたみ液晶搭載のスマートフォンGalaxy Z Foldシリーズを店頭で触った感じでは、非常に使い勝手がよく。タブレット型大好き人間としては、これはもう究極のスマートフォンだな…と思いましたし。確かに25万円以上もする価格は、大きな負担ではありますが、スマートフォンとタブレットを1台で兼用できるのですから、20万円台を切るのなら、即購入ですけどね。

もっとも、過去のアプリ資産や直感的な操作性を考えれば、iPhone一択なのですが。やはり、そのiPhoneに関しては、「本当に折り畳み式のスマートフォンを市場投入するかは、未知数の部分もある。」とのこと。ワンボタンマウスにこだわり続けたAppleですから、ストレートタイプの液晶にこだわって、折りたたみ液晶は採用しない可能性も十分にあるでしょう。

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もしAppleが、折りたたみ液晶を採用するとしたら、間違いなくiPad Proの方からでしょう。それこそ、16インチの液晶が半分に折りたためたら、可搬性は一気に上がりますし。パソコンの作業を考えれば、画面は大きければ大きいほど便利なのは動かしがたい事実。ただ可搬性を考えれば、個人が持ち歩くノート型パソコンは、17インチから19インチぐらいが、限度でしょうね。でも、折りたたみ 液晶ならば それが半分になるのですから。

上記noteでも書いていますが、折りたたみ液晶のiPad Proを、120度ぐらいの角度に畳んだ状況で、片側にキーボードを表示すればノート型パソコン的な使い方も可能でしょうし。360度折り曲げることができるタイプの折りたたみ 液晶ならば、フルオープンの大型液晶モード・ハーフオープンのノート型パソコン モード・折りたたんで 小型タブレットモードの、3形態の使用が可能でしょうね。是非出して欲しいのですが。

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個人的に期待するのは 折りたたみ 液晶とは別に、韓国LG社の巻き取りタイプの液晶──Rollable OLEDの応用ですね。現在は大型ディスプレイに採用されていますが、元々は スマートフォンの表示領域を拡大するために研究されていたようで。巻き取りタイプなので多少厚みが増えるかもしれませんが、自分はそれほど厚さには こだわらない人間ですし。というか、薄すぎるタブレット型は強度が落ちて、むしろ ユーザーからは 不評だったりもしますから。

現在の iPhone が、折りたたみ液晶ではなくストレートタイプの液晶のまま、表示画面が1.5倍ぐらいになるのならば、小型のタブレット型としてかなり使い勝手が良くなるんですけどね。これならば、ストレートタイプの液晶に拘るApple社としては、許容範囲内でしょうし。折りたたみ液晶よりも、稼働部位が減って故障は少なくなるでしょうから。いずれにしても、Appleがそのような大改革をするのは、まだ3年かそれ以上先の話、ということで。

もうしばらくは、我慢するしかなさそうです。


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