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【出産レポ】酢豚のち陣痛

ご経験者の方、出産直前の食事のメニューを覚えていますか。

私は酢豚でした。

出産後、ベッドの上で「ああ、でかい腹で料理して食べるのは酢豚で最後だったのか」となぜか考えてしまいました。

酢豚を境に人生第1章が終わったように感じたのでした。

そんなこと考えたのは私だけのような気がするけど。

というわけで人生第2章の幕開け、出産のときのことを書きます。

完全にこの本に影響受けてるなぁ。

なんて影響されやすいんだ、私は!笑

あ。でも、この本おススメです。


さて、長いnoteですが、お付き合いいただけるとうれしいです!


その日の晩ご飯は酢豚。
別に好物でも何でもなく、豚バラブロックが安かったから作ったというだけのこと。
副菜と汁物は全く記憶にありません。
酢豚を作ったことだけなぜか鮮明に覚えています。笑

酢豚をおいしくいただき、片付けが終わり、テレビを見ながらひと息ついていると、お腹に痛みを感じる回数が増えてきました。

でも、時間を計ってみても、バラバラ。

陣痛か陣痛じゃないか、全然わからん!(;´д`)

もうわからなさすぎて、恥を忍んで病院に電話。

帰ってもらうかもしれないけど、入院の準備して来てくださいとのこと。

この時、既に午前0時近く。

病院までは車で40分ほど。

病院に向かう間に痛みが増していくような感覚がありました。

病院に着き、診察を受けると、そのまま入院決定。

陣痛室に夫とともに入室。

私の地元はコロナがそこまで差し迫った状態ではなかったため、立ち会いができました。
よかった。

陣痛中、内診の時だけ夫は席を外すよう言われていました。
しかし、何度目かの内診中、カーテンの向こうで爆睡。そのまま小一時間経過。超深夜だったし、まぁ、仕方ない。許す。笑

それ以外は分娩までずっとついていてくれました。

腰をさすったり、押したりすると痛みが和らぐと聞いていたけど、私の場合は逆効果でした。

夫にはずっと手を握ってもらい、たまに水を飲ませてもらっていただけでしたが、いてくれるだけで安心できました。

陣痛中、いちばんつらかったこと



それは、痛いのにずっと息を吐き続けないといけなかったことでした。

そうしないと、赤ちゃんに酸素が届かないらしく。

痛いのに痛がれないのがつらかったなぁ。

おまけにめちゃくちゃ気分が悪くなって、最終的にすごい量を吐きました。
赤ちゃんが下がってくると、圧迫されてた胃が急にスッキリして、吐いてしまうことがあるらしいです。

陣痛で痛がっているときよりも、分娩中に絶叫したときよりも、思い切り吐いている姿を夫に見られたのがいちばん恥ずかしかった…。

汚い話ですみませんm(_ _)m

そんなこんなで助産師さん曰く、陣痛は順調に進んでいきました。
記憶が曖昧なんですが、朝6時か7時頃に分娩室へ。


ああ、もうすぐ終わる…。


と思ったけど、ここからが地獄でした。


分娩台に乗ってからが長かった…。
生まれたのが10:30過ぎだったので、3時間以上は分娩台に乗っていました(;´д`)

陣痛が弱くなってしまい、赤ちゃんが出てこなかったんです。

分娩台の上で体を右に向けたり、左に向けたり、いろいろ体の向きを変える羽目になったのがキツかった。

もっとキツかったのは、1回いきんだ後、休まずに連続でいきまなければならなかったこと。

いきむときは棒を握って、腹筋みたいな動作をします。
めっちゃ痛いのに、腹筋のような動作を連続でしなければならないという苦行。

単純に腕力と背筋のなさを痛感。笑
妊娠中、分娩の時は下半身を使うからと思って、スクワットとかウォーキングに精を出していたけど、腕力がこんなに必要とは盲点だった(´ε`;)

これからご出産の方は腕力と背筋キープの運動をされておくとよいのではないかと思います!


早く解放されたい!



その一心で、少年マンガの主人公がラスボスを倒す時に出すような雄叫びをあげながら、心の中では「○○(娘)、早く出てこいっっ!!!!」と叫びながら、何度かいきんだ末に、娘はようやく生まれてきてくれました。

産声が聞こえ、姿がチラリと見えた瞬間、自然と涙が出てきました。

涙ってこんなにも自然に流れるんだと思うくらい自然に泣けました。

うれしいとか安心したとか、いろんな感情がごちゃまぜな涙でした。

夫を見ると、「よかった、よかった」と言いながらニコニコしていました。
その顔がすごく印象的で、今でもよく覚えています。

こうして、私の人生第2章は始まったのでした。

以上が出産レポです。

やっぱり文字にして残すのいいですね。
何か頭も心も整理できた!
本当は書くつもりなかったんですが。

気軽に書いて残せるのはnoteならでは。

入院中とか妊娠中のことも書こうかなぁ。
またその時は読んでいただけたら、うれしいです。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました(^^)










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