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[詩]名前の無い詩を綴って


音信不通が大概普通で
返事はいたってスマート
感情押し殺して想いに封をする

崩れた作動はまさに左道で
醜い嘘を重ねクレバー
藍に染まる心と一緒に爆ぜていく

18小節のような
心躍るビートを鳴らせたなら
あなたに触れられるのかな?

窓口で返却されるような曖昧な回答を
僕は望んではいない
言い訳のような不具合のような
ただただ一緒にライフゲームがしたかった

油を機械に指す機会がなくて
気概な想いはボロボロ
Caでも摂取しておけと処方箋

僕の塩基はつい焉耆を失って
ほつれて面倒イヤホン
TACGよ頑張ってくれ

1小節に置かれた
音の葉の群れが紡ぎそうなら
あなたをいと想えるのかな?

細胞が転写ミスしたような癌的な情
僕は受け止めらない
侵食するような濡れるような
ただただ1人が寂しいと青い鳥が呟いて

ウユニ塩湖で見た逆さまの世界は
現実よりぼやけていて綺麗だった
情に錠を掛けるのは止めよう

エンカで出会ったような人生なんです
僕は奇跡を起こした
占いのような迷信のような
もう一度起こしたいそんな偶然を今

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