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【読書】読むと元気になれる!木下ゆーきさんの「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない」

こんにちは、ぐり子です!
息子くんのイヤイヤ期が本格的に始まり、毎日ストレスフルな生活を送っています。

育児が上手く行かなくてイライラしたり、ついカッとなって子どもに強く当たってしまったりして、自分を責めて落ち込む日も多いです。

そんな時に読んで元気をもらっているお気に入りの本があります。
木下ゆーきさんの「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない」です。

子育てをしていて落ち込んだ時や不安な時に読むと心がスーッと軽くなる、笑って楽しめる育児本です。

この本を読むと気持ちがグッと楽になって、「よし!明日も育児がんばろう!」と前向きな気持ちにさせてくれます。
また、かおりんごむしさんが描く、ユルくて可愛いイラストにもほっこりと癒されます。

そんなわけで今回は、
木下ゆーきさん著・「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない」について紹介したいと思います。

【この本は、こんな人にオススメです!】
★絶賛子育て中の方
★これからパパやママになる方
★子どもについ感情的になってしまうことに悩んでいる方
★子育てがつらいと感じている方

1、木下ゆーきさんって誰?

まずは作者の木下ゆーきさんについて紹介します。

木下ゆーきさんは、笑いを交えた子育て情報をSNSで発信している、子育てに奮闘するパパママに大人気の子育てインフルエンサーです。
タレントで元シングルファーザー。
現在は0歳児を含む3児のパパでもあります。

親しみやすい人柄のゆーきさん、自身のSNSでは30万人ものフォロワーがいて多くのパパママから支持されています。
なかでもSNSに投稿されたアパレル店員風に赤ちゃんに話しかける「オムツ替え動画」は大人気です。

私がゆーきさんを知ったのは、ツイッターで流れてきたこちらの動画がきっかけでした。
特に職務質問編が大好きなんですが、子育てしたことがある人なら誰でも分かるネタが満載でとても面白いです!

そんなユーモア溢れる木下ゆーきさんが書いた初の書籍がこの「ほどほど育児」です。

2、「ほどほど育児」ってどんな本?

①読むとクスッと笑って、元気をもらう本

「ほどほど育児」は、よくあるアドバイスがメインの育児本とは違って、先程紹介したオムツ替え動画のように所々で木下ゆーきさん独特のジョークが入って、思わずクスッと笑ってしまう子育てネタが満載の楽しい育児本です。

その内容のほとんどが作者のゆーきさん自身が体験した子育ての苦労話です。
イヤイヤ期の息子に手を焼いた話や、子どものなんでなんで期に地味にダメージを食らった話、保活の矛盾に気付いてしまった話など、子育てをしている人なら誰でも一度は経験したことがあるエピソードを楽しく笑える思い出話のように書いています。

なかでも「レゴ踏んで悶絶」は、鉄板あるある!(笑)
どれも「うんうん!」と思わず頷いてしまう共感できるエピソードばかりなので、何度読み返しても面白い本です。

②前向きな気持ちにさせてくれる本

子育てをしていると、ふと自分の子育てに自信がなくなったり、周りが気になって落ち込んだりする時はありませんか?

私は子育てで上手く行かなかったり、イヤな事が続くと「私はダメな母親なんだ」と自分を責めがちになってしまったり、何気なく開いたSNSでキラキラと楽しく充実した育児生活を送っている人の投稿を見ると、なんとも言えない気持ちになることがあります。

そんな時に、私が心の座右の銘としているゆーきさんの言葉があります。

「完璧な子育て、しているように見えるだけ」

#ほどほど育児 (p11)より抜粋

隣の芝生は青いという例え言葉があるように、他人のものは良く見えがちです。
しかし、パッと見はいつも楽しそうで完璧な子育てをしているように見える人でも、裏側を覗いて見ると日々の子育てにストレスを感じることがあったり、子どもの行動にイライラする時がある。
それは超人気インフルエンサーのゆーきさん自身も同じこと。

あれ?もしかして僕を菩薩さまか何かだと勘違いしていらっしゃる?
いえいえ、僕もみなさんと同じように日々の子育てにストレスを感じることもあれば、子どもに対してイライラしてしまうこともしょっちゅうです。

#ほどほど育児 (p12)より抜粋

実はみんな、私と同じように子育てに苦労をしていて、子育てを頑張っているんだと気付くことができ、とても元気づけられました。


③最後にじーんと泣ける本

最後のほうには思わずホロリ…と泣けてしまう、日頃から悩みながら子育てを頑張るパパやママへのゆーきさんからの励ましのメッセージが込められています。

私が一番心に残った言葉が、
「子どものために良いママでありたいと思っている時点で、実はすでに素敵なママ」
この言葉を目にした時は思わずウルッときてしまいました。

日頃子どもと向き合っていると、「いつも子どもに笑顔で接する優しいママでいたい」というような、子どものためにこうありたいという気持ちはあるのに、実際はなかなか上手く行かなくて、自分が思う理想の子育てと現実との差で悩んで「こんな母親で良いのだろうか」と思う時があります。

そんな時にこの言葉を思い出すと、張り詰めていた気持ちがスーッと楽になって、「自分のペースで子どもと向き合えばいい」「ほどほどに頑張れば良い」という前向きな気持ちになりました。

3、同じ子育ての苦労を知っている人だからこそ刺さる言葉

こんなにもゆーきさんの言葉に共感できるのは、ゆーきさん自身が過去にシングルファーザーを経験しているので、ひとりで休む暇もなく大量の子育てミッションをこなしているママたちの気持ちも分かるし、一方では毎日満員電車に揺られて職場へ行き、上司や取引先の機嫌を伺いながら仕事をこなし夜に疲れて帰ってくるパパたちの気持ちも分かっていて、両方の目線で書かれた本だからより共感しやすいのではないかと思います。

ただ綺麗事を並べるばかりの育児本ではなく、私と同じ子育てを頑張っているひとりのパパのリアルが書かれていて、「本当に買って良かった!」と思える一冊でした。

今、子育てを頑張っているパパやママ。
これから親になる方。
子どものちょっとした行動にイライラしてしまったり、周りと比べて悩んでいる方にぜひ読んで欲しい本です。

読むと元気をもらう言葉が
たくさん載っているので
私はお守り代わりに
いつも枕元に置いています(*^^*)

4、最後に

木下ゆーきさんの「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない」いかかだったでしょうか?
今子育てに悩んでいる方は、ぜひ一度読んでみてくださいね。

私は紙の本を愛読していますが、
場所を取らず手軽に読める電子書籍版もオススメですよ。

また、木下ゆーきさんの2冊目の書籍
「世界一楽しい子育てアイデア大全」もオススメです!↓↓

こちらはゆーきさんが普段子育ての中で実践している「手軽にできて家族に笑顔が広がる120以上のアイデア」を収録した、実用的な1冊です。
どれも遊び心溢れるものばかりで読むだけで楽しい気持ちにさせてくれます。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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【参考文献】
木下ゆーき著「#ほどほど育児~失敗したっていいじゃない」2021年発行/飛鳥新社

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