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#10 ライターの搾取構造を許してしまう、出版業界の「ありえない慣習」とは?

しがないエロライターだった俺が、ベストセラーのゴーストライターに成り上がるも、やがて朽ち果てるまでの軌跡を振り返るとともに、それを戒めとしてライターとして大成するための極意について書く。

このところ「ライティング」の話が続いたので、久しぶりに「マネー」の話をしようと思う。
マネー、みんな好きだよね。
俺も大好きだ。
マネーと言えば、たま~に浜田省吾の名曲『MONEY』が聴きたくなる。
ググればすぐに聴けるのでありがたい限りだが、いつもこみ上げる笑いを抑えられない。
そして腹を抱えながら5回くらいリピートしてしまう。
俺の聴き方は間違っているんだろうか。

「何もかもみんな~、爆破したい!」
「欲しいものはすべてブラウン管の中~、まるで悪夢のように~」

んで「へイ、エブリバディ!」って、卑怯だって、こんな歌詞。
笑うって絶対。
以上、俺的には本気も本気で浜省を褒めちぎっているわけだが、昨今は「冗談が通じない」という恐ろしい病に冒されてしまった輩も多いと聞くので、この話はこのへんで。

ども、ゲスだけど平和主義者、多最上もがじです。
さて、俺はこれまでに何度もプチリッチになってからの失敗談を書いてきたが、俺が分不相応なマネーを手にしたのには、2つの理由がある。

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