社交不安障害でドロップアウトし、その後社会復帰するまで③


死のうと思いました。死ぬと決めると安心しました。落ち着いた気持ちになれました。

落ち着いた気持ちになった後に、自分が死んだ後のことを考えてみました。なんとなく「この部屋は誰が片付けるのだろう?」と考えました。母親が、黙々と無表情で、部屋を片付ける姿が、目の前に浮かび、死ねないことに気づきました。意味もなく、部屋を歩き回りました。

その後は心療内科に通ったり、治験をしたり、カウンセリングを受けたりしました。その辺の詳しい話はまたの機会にお話出来ればと思います。


あまりに長くなってしまったので、自分語りに酔うのは1度止めにします。

僕は4年くらい前に社会復帰して、今はサラリーマンをしています。

僕が言いたかったのは、社交不安障害は治るということ。その方法は、もちろん気合いとか気持ちで何とかするということじゃない。正しいやり方を習慣にして、持続的に行えば、社交不安障害は治る。呼吸法とか、運動の大切さとか、セロトニンのこととか、話したいことがたくさんあります。


自分の周りを見渡しても、本質的な心の強さが、僕以上の人はいないように思います。社交不安障害であったこと、そういう性格を持って生まれたことに、本当に感謝しています。

今、社交不安障害や他の心の病気で悩んでいる人にとって、何か良い情報があればと思い、書いてきました。今この瞬間だけでも、あなたが少しでも明るい気持ちになれたなら、これ以上に嬉しいことはありません!

長話に付き合っていただき、ありがとうございました。

また今度!

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