3冊目『学びを結果に変えるアウトプット大全』
こんばんは、mukuです。もしくはむーさんです。
今回感想を書くのはこちら。
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
著:樺沢紫苑
サンクチュアリ出版
ひとり樺沢さんフェア、ラストです。インプットとアウトプットはセットという考えのもと、本書を手に取りました。
本書は「話す・書く・行動する」を中心にアウトプットの手法やメリットを解説した、いうなればアウトプットの辞書のような存在です。
前回『インプット大全』(同著)の感想を書かせていただいたときにも言いましたが、これさえあればなんでも出来る!というものではなく、本書を取っ掛かりとしてアウトプット力を深めていくような本だと思います。
もちろん、どうやってアウトプットしていこうか悩んでいる方には役立つ知識が満載なので、読もうか迷っているならぜひ読んでみてください。
さて、わたしが本書で特に学びたかったのは「書く」アウトプット術です。もともと文章を書くことが好きだったことや、読書感想を書いていこうと考えていたこともあり、書くことへの関心は特に高くありました。
紹介されていた中で印象深かったのは
・TO DOリストの使い方
・要約することで鍛えられる思考力
・ひらめきはすぐメモする
というあたりですね。
TO DOリストをアプリで使っていてすぐやめた経験のあるわたしには「なるほどな!」と腑に落ちる解説でした。TO DOリストは脳のワーキングメモリを増やすのに役立ち、そして目につくところに置かないと意味がない、という内容です。さっそく仕事に取り入れてみたところ、確かにうっかり忘れが防げるだけでなく達成感も得られるという一石二鳥以上の効果がありました。
要約することの重要性は以前から知っていたので、それを後押ししてもらったようなかたちでした。Twitterでの感想メモは絶好の機会と思い、取り組んでいます。
わたしは書くことに重きを置いて本書を読み進めましたが、話すことに関しても興味深い発見がいくつもありました。折に触れ、辞書を開くように必要な箇所を読み返していきたい1冊です。