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元幼稚園教諭がひっそり教える園選びで見るべきポイント


こんにちは、私は日本で幼稚園の先生として実際働いていました。
そこでは、いい園とそうでない園の違いを見てきました。

今見てくださっている方は、もうすぐお子様を幼稚園や保育園に
預けようとして、いろいろ悩んでいる方だと思います。


園を決めるとき、園見学に行かれると思いますが
そこで見てほしいポイントを紹介していきます!

はじめに

まず大前提として、子どもと関わる職員は
子どものことが大好きで
子どものためを思って働いています。
しかし、中には病院がいわばビジネスのように
保育もビジネスで考えている園長もいます。
子ども第一ではなくてお金。
そういった園は子どもに対して雑であり、
雑であると事故が起きます。

また、身体的な怪我だけでなく、子どもは心も
守られなくてはいけません。

心と体が健康に守られて、伸び伸び成長できる園が
いい園だと思います。

少しでも悪い園に影響されないために参考にしていただければと思います。


1、先生たちの表情、その園にいる子どもの表情

先生たちの表情はイキイキしているか
また、子どもたちも一緒です。
思い切り伸び伸び遊んでいるか子どもながらの
目の輝きはあるかは

見るべきポイントです。

先生たちの目が死んでいる。それか疲れているのは
ちょっと考えた方がいいです。
たまたま行事に追われていて、バタバタしているのかも
しれませんが、そうだったとしてもプロの先生は、
園見学にくる人の前だけでも笑顔でいようとするはずです。
(本音を言うと来て欲しいからね!)

園見学にくる連絡は職員間で知らされることが多いです。
なので、お客さんの前ではより一層ちゃんとしようとするはずです。
クラスを見て保育を見学することがありましたら
ぜひこのポイントも見てみてください。

先生に活気がなかったら、よほど疲れる劣悪な環境の園なのか
園見学の方がくることの連絡が知らされていないかの
どちらかです。

先生たちも子どもたちもありのままで楽しそう。
が理想です。
あ、なんかいいなこの園
と言うのは実際見て肌で感じられると思います。


2、先生たちが挨拶してくれるかどうか

廊下ですれ違う職員が園にいるあなたに対して
挨拶してくれるか
どうかも見るべきポイントです。
保育中の職員は保育によっては難しいときがありますが
気づいて会釈でも挨拶をするのが一般的です。
中には、その園の子どもたちが気づいて自ら挨拶する
園もあります。
そういうこどもたちがいる園は普段からしっかり
挨拶は大切なことと教えられているのでしょう。


3、人形の扱いは子どもの扱い

子どもたちはぬいぐるみやお人形で遊ぶのが大好きです。
ごっこ遊びだったり、触ってお世話して遊んだりします。
そのお人形の状態を見ればどんなクラスなのかがわかります。
タイトルの通り、人形の扱いは子どもの扱いです。
子どもに「扱い」と言う表現はあまりよろしくありませんが
ここではわかりやすいようにそう表現します。

綺麗に並べられているのか。ガサツにおもちゃ箱に入れられているのか
ぬいぐるみのわたが飛び出しっぱなしではないかを
見てみてください。

私の勤めていたいい園では、お人形がダメになってしまったら職員室にいる
用務員さんにお人形の治療をしてもらっていました。


4、職員の年齢の割合

20代30代40代50代の先生たちが
いい割合でいる園はいい園だと思われます。
逆に20代の若い先生たちばかり、や
40代の先生ばかりもあまりよろしくありません。

若い先生たちしかいない園は
高確率で派閥があって職員間の仲はあまりよろしくない
傾向があります。
職員の仲は保育にも影響を及ぼします。
逆に、歳をとった先生たちが多い園は考えが古く
若い世代の新しい保育が発揮されていない場合があります。

一概には言えませんが
今まである保育も新しい保育もバランスの取れた
園が理想的です。

この園は若い先生ばかり、、、など
極端すぎると少し考えた方が良さそうですね。



5、お弁当か給食か


毎日お弁当か給食かで朝の保護者の負担が違います。(先生も)
給食がある園は職員的にもありがたかったです。
園で給食を作っているところは、子どもたちも
おかわりができてたくさん食べることができます。

また、給食でも他の会社からお弁当を支給して
子どもたちに配っている園もあります。
衛生管理上冷やさなければいけないので、
ご飯はいつも冷たいです。

園で作っているところは
子どもたちは毎日、温かいご飯が食べられます。

場所によってどうしても園で作れないところも
ありますので
こちらは参考程度に考えていただければと
思います。


6、おもちゃは多いか少ないか

クラスを見た際に、おもちゃがあまり置いていないか
たくさん充実しているかも見るべきポイントだと思います。
教育系の幼稚園だと全く遊べる時間がなく、
おもちゃを置いていない園もあります。

伸び伸びしている系の幼稚園だと
子どもの自由時間が設けられていて
思い切り遊べる環境なことが多いです。
おもちゃや素材など並べられています。

教育系かのびのび系か
どちらがいいかとかはありません。


7、園庭の広さと子どもの数


たまにすごく子どもの数が多い園なのに
園庭がわりに合わず小さい園があります。
そうなるとよく子ども同士ぶつかり怪我をします。
前に勤めていた園がそうでした。
その園幼児一斉に決まった時間に外に出る習慣があり、
園庭が小さいため、毎日子ども同士がぶつかって
怪我をしていました。

決まった時間に外で遊ぶ目的が園長にあったのですが
環境が追いついていなかったですね。
当時職員は誰も口出しせず、そうしていました。
そういう園もあります。

時間を調節して、ひとクラスずつ譲り合って
園庭に出ている。
と言うところは、事故が少ないかもしれません。


最後に

いろんな園がある中、何がよくて何がいいか
わからないと思います。
第一に考えるべきことは、お子様に合っているかです。
お子様がその子らしくいられる園がいいでしょう。
お子様のタイプは保護者の方が1番わかっていると思います。
自由伸び伸びタイプなのか、教育系のように指示通りに
動いた方が楽しいと思うタイプなのか
園見学に行って肌で感じてください。

今回は園選びのポイントを紹介しました。
これから数日間無料公開ですが
いつかから有料にするかもしれません。

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