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縄跳びは本当に凄かった

縄跳びを飛び続けて半月以上たった。

跳んでいるうちに「あれ?これってダイエットどころじゃなくて、頭がめちゃくちゃ良くならないか?」と思うようになった。
あやとびを練習して、はやぶさを練習してようやく気付いたんだけど、手と足の動きが全く違う動きを同時にやっている!と思った。
僕はリズム感がないのだが(よく14年間もボクシングやっていたな、、、)ピアノの様に手と足を別々に操るのが苦手だ。剣の舞とかいう曲を見た時にどうやったらあんなに足と手を早く動かせるのだろう?と思うぐらい。

「あやとび」や「はやぶさ」をやろうと、縄を交差すると足に引っかかる、足のタイミングに縄を合わせようとするとわけがわからなくなる。
ただ跳んで、ただ回しているだけではない、実は自分の体の中でタイミングを合わせに言っている事に気づいた。
跳ぶ自分と回す自分を同時に処理しているだけではなく、回す自分に飛ぶ自分が合わせに行っているのだ。(逆ともいえる)
高速で回っている縄に対して「今だ!」とか思っている暇もない。
その証拠に飛んでいる時は目線に縄はなく、遠く一点を見ている。
つまり視界からの情報で合わせているのではなく、すべて感覚値のみで処理しているという、もはや、人間ってそんな事できるんですか?っていうレベルをやっていると気づいた。
縄跳びは目をつむっていても跳ぶことは出来るのだ(三半規管とか、バランスが崩れて跳べないはまた別の話)
ハッキリ言ってめちゃくちゃ頭がよくなる、もはやダイエットどころの話ではなくて、縄跳びを飛んでいるだけでノーベル賞が取れそうなぐらいだ。

改めて縄跳びの効能、効果を洗いだしてみる。

ダイエット

言わずもがなですね。
これを目的に始めたのでした。
以前の日記にも書いたのですが、縄跳びの運動強度はめちゃくちゃ高いです。ランニングやジョギングどころではないです、つまり同じ時間やるなら縄跳びを飛んだ方が消費カロリーは圧倒的に増えます。
だからダイエットにおすすめ、さらに場所を取らないので、スペースの確保はいらないですね。

全身トレーニングになる

ジャンプをした後同じ場所に着地しようとする、足元を見ていないのに同じ場所に何度も連続で着地を自動でする。
これは空中に浮いている時に床反力を使わず、体勢や、体幹を使って重心を移動させなければ、跳ぶことに必死だと着地がうまくいかない。(三重跳びとかやるとまさにそう)
ちょっと難しい跳び方をするとどんどん着地ポイントがずれていくのだ。
それはジャンプする際に重心を整えるだけの体幹がまだ備わっていないから。
だから、ただ跳んでいるだけで上半身と下半身のバランスはどんどん強化されていく。

それと縄を回すって言う行為は思った以上に上半身が疲れる。
ましてや二重跳びだ三重跳びだ、はやぶさだ、とかになると、より回転速度を上げるので結構きつい。

なので楽しようと回しやすい縄跳びにしたはずだがまだ力みがあるんだと思う。

※僕が買ったのはこれのゴールド色売り切れている
昔、ボクシングの時は本当に毎日跳んでいたんだけど、縄跳びって劣化して、いつか擦り切れてしまうんです。人生で3回きれたかな?
だからなるべく耐性の強い縄にしたんだけど、あえて思い縄もあるので上半身のトレーニングにはなる。

自分の神経や反射があがる

固有需要感覚というのがある。
分かりやすく言えば、筋肉にどのぐらい力入っているか分かる感覚
何かを持ち上げようと思った時に「思ったより軽いな」とか「思ったより重いな」という風に感じると思う。
この「思ったより」という比較している物が固有需要感覚。
見た目や物の大きさ、質などを想定して「このぐらい筋肉を力入れれば持ち上がるよな」っとイメージしたものに対して「こんなに力入らなかったか」というのが「思ったより軽い」という事になる。
これが縄跳びを跳んでいるだけでドンドン鍛えられる。

冒頭にも書いたが、縄跳びを跳んでいる時は縄を見ていない、早すぎて見えないというのもあるが、すべて感覚で跳んでいる。
跳んでいる最中、目の視点は移動をほとんどせず、目からの情報は入ってはこない。
目をつむっても縄跳びをやる難易度に差はない。
こんなにも感覚値を研ぎ澄ますスポーツは無いと思う。
試合中周りからの声が聞こえない、という、聴覚をシャットダウンする事はあっても視覚を切ってしまって成り立つスポーツがあるだろうか?

上半身と下半身は全く違う動きをしている、その連動性ももちろんあがるのだが。
あの全く見えないぐらい高速で移動している縄をすべて感覚で跳んでいると考えると凄い事だ。その感覚値が著しく高くないと出来ない事を物語っている。
この感覚値があがると、目で確認しなくても出来る事が一気に増える。
日常だとあまり役に立つ事はないかもしれないが、目でいちいち確認しなくても物を取る事が出来る。スポーツで言えば以下のようなメリットがある。

①バスケットのノールックパスを取れたりする
②野球やゴルフでボールをみたままま体を捻じれる
③サッカーでボールをみたまま、身体を入れ替えたり体を動かせる
④ボクシングで相手の肩の動きや目の動きを直視しなくても「くる!」って反応できる


こういうのは全部固有需要感覚が低いと出来ない。
逆に階段を降りる時に足元を見ないと降りられないとかはこれの感覚値の低下。

高速で脳の処理能力もあがり、感覚値もあがって、体幹も鍛えられて、ダイエットも出来る。

以上ですが、もう縄跳びをやらない理由がないですね。
みなさんも是非縄跳び生活をしてwithコロナを健康に生き延びていきましょう!


余談ですが、20日目にしてはやぶさが出来ました!!


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