見出し画像

コロナ禍で、ドイツからの一時帰国が大変だった話〜その1. 飛行機チケットの確保編〜

世界中がコロナ禍で混乱している中、諸事情で急遽日本へ一時帰国することとなりました。

噂では、「PCR検査が…。」「隔離期間が…。」「公共交通機関は使用不可で…。」などの情報を耳にしていましたが、いざ自分が当事者になると不安だらけで、それはもう帰国準備がしっちゃかめっちゃかでした。

コロナ禍では入国制限も随時変わりますので、過去の私の体験が誰かの助けになるかは分かりませんが、書いてみたいと思います。

私が移動したいのは「フランクフルト国際空港から関西国際空港」です。

その1.飛行機チケットの確保

お勧めの結論は、“旅行会社H.I.Sさんのドイツ国内の支店にお願いして購入”です。

H.I.Sさんバンザイ!

私は先ず「コロナでややこしいので、航空会社から直接買った方が何かあった時のサポートが安心だろう。」と思い、ドイツ・ルフトハンザ航空のホームページからチケットを購入したのですが、これが間違いでした。
日本の航空会社や旅行会社は、コロナに関する注意事項を「これでもか!」と記載してくれていますが、ドイツではそんな事はしてくれません。(サラッとコロナへの注意突起は記載されていましたけれども。今はもっと注意突起されているかも知れません。)
私は、”ドイツのフランクフルト国際空港発(東京羽田乗り継ぎ)関西国際空港着“のフライトを予約しました。
…間違いにお気づきですか?
そう、(東京乗り継ぎ)が出来ないのです!
私の最終目的地は関西国際空港なので、私の中では「関空で入国手続き」のつもりでしたが、東京乗り継ぎだと一旦「東京で入国」になってしまうのだそうです。そうすると乗り継ぎ便は公共交通機関の利用になってしまい、当日続けて国内線に乗り継ぐことは出来ず、東京で2週間の隔離をして初めて乗り継ぎが出来るという。…それって乗り継ぎって言う?
これに気づいた時には出発数日前で「あぁぁぁ。」と思いました。夫は「そんな、乗れない乗り継ぎプランで、そもそもチケット販売なんてされていないんじゃない?」と言ったのですが、いいえ、されております。コロナの影響で当日乗り継ぎ不可能な飛行プラン…なのですが航空会社にとっては知ったこっちゃないのです。日本が入国規制をかけているだけですから(?)。自己責任です。
自分で「最終目的地が関空でも東京乗り継ぎは一旦東京で入国になるから、その乗り継ぎ、公共交通機関利用になって無理ですよ、2週間の隔離が必要ですよ」って気づかなきゃいけなかったんです。
幸い、「コロナで何があるか分からないから…」と日程変更可能なチケットで購入していたので、数日後の出発は諦めて、日程変更と同時に乗り継ぎもドイツ国内で探す事にしました。フランクフルトではなく他都市からなら関空直行便があるからです。
しかし、ルフトハンザから直接購入していたことがここでもアダとなるのですが、変更できる便(の時期)が限られていたのです!なぜなら、コロナ禍でルフトハンザは一時期、そもそもドイツから関空への直行便を、本来なら飛んでいるはずのどの都市からも停止していたからです!だから、フランクフルト国際空港からドイツ国内のミュンヘン国際空港へ飛んで、ミュンヘンから関西国際空港(本来ならあるミュンヘンからの関空直行便)…などがなかったのです。近い日程で発売されているのは羽田経由の関空行きばかり。乗り継ぎが出来ないのに。= (この時期は)ルフトハンザ利用では関空には行けないという状況…。
夫もルフトハンザに電話で問い合わせしてくれましたがどうにもならず。
ヨーロッパの他の国での乗り継ぎなら入国はしませんので問題はないのですが、ルフトハンザはドイツと日本の提携便を飛ばしているので他国を通らない…。(いや、乗り継ぎ時間や飛行時間を気にしなければあったのかも知れません。)
ちょっともう訳がわからない…となりながらも、私は出来るだけ急いで帰国したかったので、ルフトハンザのチケットは来年の日程に変更し、今帰る為のチケットを買い直すことにしました。
(来年に日程変更したチケットの乗り継ぎは、ドイツ国内にしておきました。ルフトハンザ航空ではフランクフルトから関西国際空港までの直行便を廃止してしまっていますので、ミュンヘン乗り継ぎで。ミュンヘンからの関空直行便のコロナ禍の影響での停止がこの冬解除予定(あ。これ、解除が延びたらどうなるのでしょう?!)ということだったのと、ドイツ国内乗り継ぎなら、私はドイツでのワクチン接種証明を持っていて問題ないからです。) 結果、日程変更は出来ましたが25000円くらいプラスで手数料もかかりました。

さて、この経験を踏まえ、友人が紹介してくれたH.I.Sさんに状況を相談し、飛行機を探してもらってエアーフランス航空のフランクフルト発(パリのド・ゴール空港乗り継ぎ)で関西国際空港着のチケットを購入しました。
H.I.Sさんはコロナでの入国規制や準備すべき書類の情報も添えてくれました。(一応、「状況で随時変更がありますので最終的な確認はご自身でお願いします」とは書いてありますけれども。) 

有難いです!

こうして、私は帰国を数日延ばし、図らずも飛行機チケットを往復2セット購入する羽目になりました。コロナで長らく帰国できていませんでしたが、本来、年に1度は帰国していたので使えるからいいと言えばいいのですが、1度の出費が倍になってしまい、軽くショックではありました。

教訓:コロナなどでややこしい時こそ、日本の航空会社、又は旅行会社を使おう!(よく考えたらドイツの航空会社からすれば数多く飛ばしている国のうちのひとつが日本なだけですからね、渡航目的地である日本の情報が豊富なのは日本ですよね。) 日本語で相談出来ますし、なんといっても気遣い、サービスが違います。今回お世話になったので、私はH.I.Sさんをお勧めします!


※この記事は、あくまでも私の体験記、私情を挟んだ感想です。夫がドイツ人だからドイツに住んでいる…という状況の私には、日本に関する情報が薄い&ヘタにドイツ語で直接航空券が買えちゃう為このようなミスを犯してしまったのではと思います。仕事の都合でドイツに来ている日本人の友人は会社関係の人が独日を行き来する為に情報も入りやすく、東京乗り継ぎが出来ないことも知っていました。この記事で特定の航空会社を攻撃するつもりはありませんが、この航空会社ファンの方がいて気分を害されたらごめんなさい。また、コロナの影響で各国の入国規制は随時変わりますので、ご自身でしっかりとご確認ください。←お前だ。

私のミスが誰かのミスの抑制になればいいなという記事でした、はい。PCR検査も大変だったのでまた書きます。。。


2021年11月15日

追記: このルフトハンザのチケットは、結局、変更した後もコロナ禍により飛行機が予定通りには飛ばず、キャンセルとなりました。

ありがとうございます。励みになります。 頑張って更新しますね。夫と美味しいものを食べたいな。