余計なことを言ったから
どうしていつも私は、人とうまくかかわり合えないんだろう。歩み寄れないんだろう。歩み寄りたいとは思っているはずなのに。
だけど時に、自分で自分の気持ちがコントロールできずに暴走しちゃうこの現象が、私の対人関係の邪魔をする。
それは大学生の時からずっとある。「大学生から」って基準が明確なのは、大学生になって自分の意見を相手に言えるようになったから。それまでは気持ちを言うのが怖くて、できなかった。
できるようになったのはよかったんだけれど、言わなくてもいいことと言った方がいいこと、言っちゃいけないことと言わなくちゃいけないことの線引きが、まだよく分かっていないんだと思う。
でもその時はいつも、何を言っても周りが受け止めてくれた。たぶんそれに甘えていたんだと思う。もうその環境じゃないんだから。
今回も、相手が受け止めてくれないわけじゃなくて、相手にも相手が思う考えがあって、それが自分の考えとは違くて、でもただそれだけだったなら、こんなに距離を置かずに、済んだはずなのに。
いや、いちいち受け止めなくたっていいはず。だって考え方なんて違うのが常なんだから。
と言うよりも、「受け止めて欲しい」と思って話をすることが傲慢だった。だから私に罰が下ったんだと思う。多分、私がそれをわざわざ言わなくていい余計なことだってわかってるのに、それも込みで話したからいけなかった。
でも話してしまいたかった。この気持ちを一人きりで抱えることが苦しいと思った。話して楽になって、気持ちよくなりたかっただけ。だとしてもやっぱり、これは相手に言うべきことじゃなかった。
今回も私が悪い。あのさあ、同じ過ちを繰り返すなよ私は。何回やったら気が済むんだよまったく。
また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!