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雪が溶けるまでがタイムリミット

自分の人生を生きるって難しい。ふとした時に、被災地のことを思っては自分なんかがのうのうと生きていることに対して、苦しくなる。

SNSを見ては、推しが海外で仕事を頑張っている姿に目が眩む。(これに関しては見なきゃいいだけ)

友達は国試に向けて勉強を頑張っているんだろうなとか、今この瞬間も自分が生きるために、必死になって稼いでいる人のことを考えてしまう。

そうやって他人と自分を比べては、自分が今何もせず怠けていることが、申し訳なく思う。

でも他人と自分を比べる必要はきっとないし、今怠けていると自覚しているのなら、明日からまた頑張ればいいだけ。分かっている。こんなに、気を病む必要はないのにってことも。

それでもすごく、今を生きることが私は苦しい。

後何年、この苦しみとともに生きて行かなきゃいけないんだろう、と思うとぞっとする。私は現代社会を生きていることに、向いていないんだろうなと、つくづく思う。

でも泣き言ばかりを言ってもいられない。私には、明日明後日と企業面接が1社ずつあって、今月下旬には口頭試問があって、卒業式までには2カ月を疾うに切っていて。

今この瞬間も、私は何もしていないのに。流れるように過ぎ去っていく時間に、私は脅威を感じる。怖い。

きっと今の私、卒後のことが何も決まっていない、見えない、真っ新なことに、焦っているんだろうなあと思う。でもこの焦りを、独りで抱え込む必要はなくて。

明日だって、キャリア支援課の職員さんとお話する時間を取っていただいているから、その時にでもそれを伝えればいいだけ。大丈夫。私は独りじゃない。それに気付けている私は満点。それだけですごい。成長。

その屋根に乗せた雪が
溶けるまでがタイムリミット

日向坂46 最初の白夜

読んでくださってありがとうございます。

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