僕の全部、最低だ
全部、自分のせいにできたらよかったのに。全部自分の責任、だから自分は最低だって、思えればよかったのに。そんなことばかり考えてしまう最近。
だけど、そう思うと、自己否定するなよって、もう一人の自分が私に囁くの。
自責した方が、絶対楽なのは分かってる。でも楽に逃げたくないの。向き合うって決めたの。
当時の環境を疑うことを、私は自分自身に許せるようになったんじゃなかったの?
全部自分のせい?
ふざけるな。そんなはずないだろ。私はあの場所でよく生き抜いた。戦ってきたじゃん。どうしてその健闘でさえ、否定しようとするのかな私は。
社会からしたら、父親からしたら、私が通った中学校は、区内では文武両道で有名で名だたるところ。それは知ってるし、痛いくらいには分かってる。実際、学区内のもう一校よりは確実にマシだったことも知っている。分かってるけど。
それでも私はあの場所で、大人と社会に絶望したの。大人と社会を信じられなくなったのもぜんぶ、この場所から。私はもう、ここでは生きられないって思った。教室と言う場所は、当時の中学生の私にとって、生き地獄でしかなかったの。
6年経っても、振袖とスーツの新成人を見かけただけで、ちらっと、"十四中"って言う単語を聞いただけで、あの時の記憶が、感情が、全部フラッシュバックするの。思い出しちゃうの。それで涙が止まらなくなる。なんでよ。もう、折り合いつけたよね?過去のこととは向き合って、もう過去のことって割り切れるようになってきたはずなのに。わかんないよ。
知ってる。私の感受性が豊かだったことが悪いの。全部。全部私が悪いって、そう言い切ってしまいたい。でもどこかでそれを拒んでいる私がいる。私には、あいつらは刺激が強すぎたの。直接的には、私は本当に何もされていない。直接の被害で言ったら、小学生の時のいじめの方が、何倍も酷かった。
でも傲慢で、担任嫌いが激しくて、クラス運営が円滑に回るかなんて全く考えないようなやつらばっかり。分かってる。本当はそんなことない。ちゃんと考えている人もいたことも知ってる。その人に憧れを抱いていたのも事実。今はただちょっと、悪い方に目が向いてしまっているだけだから。今はそういう感情なだけだから。そうやって何とか気持ちを抑えて爆発するのを防いでる。さっきからそんなんばっかり。
もう全部忘れたい。数年前までは忘れられていたのに。なんで今このタイミングで思い出しちゃったんだろう。しかも昼間は全然大丈夫なのに、崩れるのはいつも決まって夜なんだから。これは私の弱さであり、欠点。別に昼間だって、大丈夫を演じているわけじゃない。本当に大丈夫なの。それで夜が来るとだめになる。その繰り返し。こんなんじゃ前と変わらない。なんなら前よりひどい。私は前よりも、後退している?やっぱりどこか調子乗ってるんじゃないのって、心のどこかで思ってしまう。
また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!