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その涙だって大丈夫、

周囲に見せているその人の姿が、本当のその人とは、必ずしも限らない。いや、本当のその人じゃないことが悪い、と言いたいわけではない。何と言えばいいのか、どこかで、本当のその人を曝け出せる場所があればいいなって、私は思う。

例えば、弱い自分だって大丈夫って、思えるような場所。

私の場合。私には、脆くて弱い部分がある。それを補うべく、数年前から、抗うつ薬と安定剤飲んで、精神科に通院している。

だけど。こんな私でも、大学生活を送れるんだよってことを。もっと言えば、日常生活を送れるんだよってことを。私は過去の私に言いたい。それを打ち明けられる環境が、今の私にはあるんだよって。だから安心して欲しいって。

そして、今同じようなことに悩んでいる人に、届いて欲しい。あなたにも、きっとどこかにあるよって。だから安心していいんだよって。

もしも、あなたが今いる場所にそれがなくても、絶望しなくて大丈夫。孤独に思わなくて大丈夫。泣いていたって大丈夫だから。それはたまたまそこにないだけで、そこがあなたの人生のすべてじゃない。世界は広いよって。

そうは言っても「今この瞬間がすごくつらくて、未来のことなんて考えられない」と言うことも、往々にしてあると思う。私もそうだったから、少しは気持ちが共感できる。でも今は。あの時の私が、生きることを諦めなくてよかったって、今の私は心から思えている。

無責任かもしれないけれど、あなたにも、いつか必ず、そう思える時がくるから。ただ今の私には、それを願うことしかできないけれど。


先日、昨年の私のnoteをふと読み返した時。そこにはっきりと書いてあった。こんな私でも大学生活を送れるって証明したい。証明して、私は私を、認めてあげたいって。

そんな過去の私のことを、私は優しく抱きしめてあげたい。でもそれを叶えることはできない。だからその代わりに、こうやって発信することにした。

その涙だって大丈夫、きっと夜が明けるよ

milet/Anytime Anywhere 

これは、過去の私へ。そして、今似たようなことで悩んでいる人への、メッセージ。

読んでくださってありがとうございます。

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