【ORALIUM】9/24 THE ORAL CIGARETTES＠Zepp Yokohama

2/23の福岡以来だから約７ヶ月ぶりオーラルのライブ。


いつもの「１本打って！」から始まるだろう！
って思っていたらまさかのその入りではなくて
いきなりパソコンの画面と選択ボタン。

その瞬間ですらオーラルらしくて
一気にORALIUMの世界観に引き込まれた。


何から始まるんだろう？？とドキドキワクワクしていたら
まさかのLadies and Gentleman。


一音鳴った瞬間
「THE ORAL CIGARETTESのライブが始まった。ライブハウスという大好きな空間で、大好きな音楽が聴ける」

って思ったら胸が嬉しさと幸せでいっぱいになって
思わず涙が出た。というよりも溢れ出てきた。


今まで当たり前のようにライブに行ってたから
ライブというのは当たり前に出来るものだと思っていた。


だけど、今回のコロナの影響で
ライブ自体が全く出来ない現実を見て

「ライブが出来ることって当たり前じゃないんだ。」
って、ORALIUMが始まった瞬間に思った。

それもあって涙が溢れ出てきたのもあるかもしれない。



前半はファンに何も問いかけずに
メンバーが普段のセッション様子を
監視されているといのがコンセプト。

これは対策を考えた上でのアイディアだろうなと思ったら
本当にオーラルは天才だなって思った。


その場でインスタのストーリーで聴きたい曲を投票して
選ばれたものを演奏するという新しいスタイル。


こんな風にオーディエンスを巻き込んでやる
ライブのやり方が斬新だと思ったし

インスタのストーリーを使って
みんなでライブをつくりあげるなんて
最先端のやり方すぎる。


こんな素敵で斬新なアイディアを思い浮かべちゃうところが
天才的だし、他のバンドにはない魅力だと思う。



直前の投票でどっちの曲やるか？を
急に決めて演奏するなんて
めちゃくちゃ大変なことなのに

いつも通りにかっこいい演奏をしてくれて
しかもアレンジも利かせていて

まったくライブ活動が出来ていない7か月なのに
それでもさらにかっこよくなっていた。


本当に毎回カッコよさを更新してくれるし
勢いが止まることのないバンドだ。



いざ投票するときに

嫌いと接触もどっちも捨てがたいし
PSYCHOPATHとカンタンナコトも
Mr.ファントムとmist...も
起死回生STORYとリコリスも

どちらも聞きたいし
究極の選択すぎて本当に迷った。


どちらを聴けても満足のセトリだけど
リコリスは超絶聴きたかったのが私の本音。（笑）


Shala LaはBillboardの企画で
セッションバージョンをずっと聴いてたから
バンドバージョンでも生で聴きたいなあと思ったら

最初の疾走感あふれるイントロが流れ
Shala Laだってわかった瞬間
ものすごく鳥肌が立った。

バンドバージョンだけど少しセッションバージョンの
Shala Laっぽい歌い方のように感じた。

たぶんShala Laだと思うけど
あきらさんが可愛いステップを踏んでるのが見えて
かわいいなあって気持ちが和んだ。


今回は座席が初めてのZeppの2階席で
上からステージを見たからこそ
メンバー全体の動きが分かって
このような姿が見れて嬉しかったし楽しかった。



シゲさんの熱い弾き語りは
滅多に見られない姿だったからこそ
めちゃくちゃ笑った。

しかもいつもシゲさんのところにはマイクがないのに
今回はマイクがあって前半の部分めちゃくちゃ喋ってて
すっごく貴重だった。



Redoneバージョンの僕は夢を見るで
熱気に包まれたライブハウスのあの空間が


演出も「僕は夢を見る」の世界観にぴったしで
それにプラスしてやまたくの優しい歌声によって
空間がふんわり包まれた気がした。


休んでた間みんな練習してたでしょ！といって
それぞれやまたくの指示を受けてソロパートを披露してたんだけど
まさやんだけめちゃくちゃ指名されてて笑った。


でも、まさやんのドラムの音に重みが増してて
さらにかっこよくなってた。

なによりもやまたくの口笛にはものすごく笑ってしまった。（笑）


そこからのShine Holderに入ったから
最初分からなくて一瞬何の曲かわからなかった。

それほどアレンジの利いた入り方だったけど
曲がわかった瞬間「あーもう大好き！！」ってなった。


こんなかっこいい入り方ある？？？ってくらい
めちゃくちゃかっこいい入り方だった。



この日のShine Holderの入り方は
全身に鳥肌が立つほどかっこいい入り方だった。



以上前半戦。


続いて後半戦！

From Dusk Till Downはやまたくがひとりで
ステージの真ん中で歌ってて

CD音源ではイマイチピンとこなかったけど
ライブで聴いたら深みのある曲で
いい曲だなあ〜って思った。

そこからBreatheが流れて空間が真っ暗に。

前半戦と同じように選択画面がステージに映って
次の曲は何と何かな〜と思って
スマホを準備したらまさかの

「１本打って〜！！」っていきなり
始まったからびっくりした。

いきなりすぎて1本が間に合わなかった。

「俺たちはやっぱこれでしょ〜！の回」
でキラーチューン祭り。

まさかの一発目がSTARGET…
こんな最高のスタートあります？？？？


しばらく生で聴いてなかったから
久しぶりのSTARGETで曲中に唖然としてしまった。

からの、5150。

やまたくが「声は出せないけど心で歌って」って
言ってくれたんだけど

みんな声は出てないはずなのに
オーディエンスの声がライブハウス全体に響いたように感じた。

声に出そうと心で歌おうと
みんながひとつになった感じがした瞬間だった。

そこから「まだライブで一度もやったことない曲やります！」といってDream In Drive。

ライブハウスで一番に聴けて本当に嬉しかった。
オーディエンス側も「この曲を待ってた！」っていう感じがあったし

演出も真っ赤な照明が飛び交い
曲にぴったりで予想していた世界観だった。

ここからいつものオーラルのゴリゴリの流れ。

狂乱Hey!kids!からのBLACK MEMORY。
この流れは本当に最強すぎ。


指定席じゃなかったら秒でフロアぐっちゃぐちゃ。（笑）
指定席だろうが全力でかかってこいよって煽ってくれて
あーこれがオーラルのライブだよ、って興奮した。

「みんな声出せなくてかわいそうになあ
5150とか本当は声出したかったやろ？

きっとこれからしばらくこの形は続くと思います。
だからみんなそれぞれ楽しみ方を見つけてください。」

とファンが声出せないことを煽っていたのがおもしろかったし

ちゃんとファンのこと考えながら毎回話してくれるから
そういうところが素敵だなあと改めて思った。

きっとどんな状況でも楽しめるのが
真の楽しめる天才なんだと思う。

最後は

「ゆっくりと確実に前に進む　そして、またこの場所で会おう
それまでお前ら絶対に死ぬなよ。絶対に生き延びろ。」

という力強いメッセージとともに

一瞬「ONE'S AGAINか？？」って思ったけど
Slowly but surely I go on。

この曲はずーっと聴いてた時から
背中を押されてた曲だったから

優しいやまたくの歌声とともに
曲に込められたメッセージをもう一度しっかり
受け止めて考え直そう、って思った。

多分この曲は自分にとって
これから先も助けてくれる一曲だと思う。

アンコールあると思わなくて…！

いざ始まったらTonight the silent kill me with you fire。

だけど、生演奏ではなくてただ音楽が流れてただけで
「ん？」って思ったらステージにかかってた幕が上がって

メンバーの立ち位置にいたのは
なんと！マネキン。


そして最後に「Fact is stranger than fiction」の文字が浮かび上がって
この演出と文字が何かを意味してると思うんだけど
その時はなに意味してるのかはわからなかった。

演出にすごいびっくりして、これで終わりかと思ったら
メンバーが出てきていつものまさやんショッピング。


感染予防のために声が出せないから
まさやんを煽ったり、反応したりが出来ないから

今までとは違ったまさやんショッピングだった。（笑）

そして最後はこの曲ですべて伝えます。
といって「Everything」


ものすごくこの曲が沁みた。




あっというまにORALIUMは終了。

最初から最後まで演出や曲には
たくさんの想いが詰まっていて
それを全力でみんなに伝えてくれるオーラル。

こんなにかっこいいバンドは他にはいないと私は思ってる。

やまたくがMCで

「めっちゃ、腹割って話すな！俺は絶対ライブ配信やらない。

ライブやります！ってなっても
いやいや、スマホで見るからよくない？わざわざ足を運ばなくてよくない？と、
新しい世代の人たちがライブハウスに
足を運ばなくなる時代がすぐそばまで来てる。

ライブハウスでしか味わえない空気があるし直接音を届けたい。

本当はやるのが怖かった。
直前でどうしようか悩んだライブハウスを守っていこう。

みんなでこの場所を守っていこうな。

オーラルはこれからもいろんな形で届けていく新しい方法で楽しませていきます」

「みんなここに来るの正直怖かったよな？みんな来てくれてありがとうな」

いままでライブ配信が一回もなかった理由がわかったし
どうしてこのORALIUMを開催してくれたのか？が
このMCですごくわかった。

来てくれてありがとうって言ってくれたけど
これを開催するにあたって

いろいろ考えてくれて様々な工夫をしてくれて
勇気を出してライブを開催してくれて


本当にありがとうって気持ちでいっぱいだった。

ライブっていままで本当に当たり前のようにあるものだと思ったけど


このコロナで当たり前ではないってことに気づけたし
改めてライブハウスで聴く音楽が大好きなのかにも気づけた。

このライブも前ファン限定ライブで
みんながオーラルにこうしてほしい！って伝えたことを
取り入れてくれていたし

ライブ中に携帯を使うのも
ファンを信じてくれていたからだろうなあ


って個人的には思った。

こんなにファンを楽しませて喜ばせる天才はいない。
さらにオーラルが大好きになった１日だった。

本当にTHE ORAL CIGARETTESが大好きです。




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