見出し画像

◇約7か月ぶりのライブとライブハウスで感じたこと。#135




昨日は約8か月ぶりに
ライブハウスへと足を運んだ。


厳重な感染症対策をしたうえに開催されたライブ。


やっぱり以前のライブハウスとは
まったく違う雰囲気が漂い
少し寂しい気持ちにもなったが


いざライブが始まり曲の一音が鳴った瞬間
いつも通りの大好きなライブハウスの空気間と

大好きな世界観に
あっという間に包まれていった。


久しぶりの生音を全身で感じ
喜びと嬉しさのあまり

たった一音を感じただけなのに
自然と目からは涙があふれた。


それほど私の胸は
嬉しさと幸せでいっぱいだった。



これが私の大好きなライブハウス。

その大好きな場所で生で聴ける
大好きなアーティストたちの曲。


やっぱりライブハウスは最高だ。




いまもコロナは収束したわけではないし
この状況で開催することに対して

いろいろな意見もあると思うし
正直なところ私も不安はあった。


でも、きっと不安になっているのは
私だけではないと思う。

私たち以上に不安になっているのは
主催者やアーティスト側だろう。


ガイドラインに沿った形で
この状況でもいかに前のライブハウスのように

みんながライブを楽しめるか?をたくさん考え
いろいろ工夫して開催してくれたのだろうなと思うと

「来てくれてありがとう」と言われるよりも
「開催してくれてありがとう」と言いたいし

ただただ感謝の気持ちしか生れなかった。


いままでは当たり前のように
ライブハウスに足を運んで
大好きなアーティストのライブを楽しむことが出来ていた。

それがごくごく当たり前のことで
当然のことだと思っていた。


だけど、いまこの状況で
改めて「ライブが出来ることは当たり前ではないんだ。」と
この日で身に沁みて感じた。


また、
大好きなアーティストがステージで演奏して
生で奏でる音楽を全身で感じ

声をあげたり、もみくちゃになるまで楽しんだり
友人や知らない人とこの空間を一緒に共有して

一体感のある空間をつくりだしたりすることも
決して当たり前なことではないのだと思った。



大好きなアーティストがMCで


ライブを楽しむのがライブハウスではなく
スマホでの配信になっていること。


そして
ライブ配信によってライブハウスに
足を運ばずにスマホでライブを楽しむ時代が
もうすぐそばに来ている。

というよりも、なりつつあること。

そんなことを新しい世代に伝えたくないから
彼らはライブ配信をしないということ。

だからこそ、
みんなでこのライブハウスを守っていきたいということ。


を伝えていた。


私もその考え方にはとても同感で同じ気持ちで
MCには心底「うんうん。」とうなずいた。


確かにライブ配信は
その場所にいかなくてもライブを視聴することが出来るし

見逃し配信があれば
その日、その時間でなくても見れるから
ものすごく便利で有り難いと思う。


だけど、スマホを通してみるライブと
ライブハウスに足を運び
その場で観て感じるライブはまったく違うし
比べものにならないと個人的には思っている。



ライブハウスで生の音を全身で感じられること。

その場でしか味わえない世界観や空気を
これまた全身で感じられること。

いつもと違った自分でいられ
ライブ中だけは非日常にいられること。


これはライブハウスに足を運ばなければ
絶対に味わえないことだし体感することができない。


だから、これから生まれてくる新しい世代の人たちにも
ライブ配信やスマホを通して
ライブを楽しむのではなくて
その場に足を運んで楽しんでほしいし

大好きな場所がどんどんなくなってしまうのは
とっても悲しい。



この状況がいつまで続くかわからないし
また普段通りのライブハウスに戻るかなんて
きっと神様しかわからないだろう。


またみんなでもみくちゃになって
最高の笑顔が溢れるあのライブハウスが

そして、みんながいままで通りに
楽しめるライブが

私たちの日常に戻ってきますように。



サポートありがとうございます♡励みになります(*^^*) 頂いたサポート代は本の購入に使わせていただき またよりいい文章を書いて還元させていただきます♡