肩書きの長いすごい人、「吉田直樹」氏とは?(FF XIVの人)
よしだああああああああ!!!
インターネットからこの声が聞こえ始めたのは、2011年頃からでした。
今でこそ、FF14のプロデューサー兼ディレクターとして名高い「吉田直樹」氏ですが、かつては契約社員でした。
1.正式な役職
「株式会社スクウェア・エニックス取締役兼執行役員(開発・部門担当)兼第三開発事業本部事業本部長兼ファイナルファンタジーXIVプロデューサー兼ディレクター」
です(早口言葉みたーい)。
要約すると、「スクエニのめっちゃ偉い人!」です。
そんな吉田直樹氏は、ネット上で「吉P」の名前で愛されています。
以下別名
・ジャラジャラおじさん
・謎の演歌歌手
・ラッパー(ヘイヨー)
・高コスト電源おじさん
2.吉PがFF14に出会うまで
吉Pは北海道札幌市の出身です(中学高校は函館)。
専門学校卒業後は「ボンバーマン」や「桃鉄」で知られる「ハドソン」に入社。
「天外魔境」シリーズや「ボンバーマン」シリーズのゲームデザインを手がけました。
そんな中、2004年、スクウェア・エニックスの斎藤陽介プロディーサー(よーすぴー)にスカウトされます。
そして作成したゲームが「ドラゴンクエストX」。
ドラクエシリーズ初のオンラインゲームですね。
それと同時に別のドラクエシリーズも手掛け(ミラクルフラッシュ事件)、2010年12月、「FF XIV」を立て直す為にプロデューサー兼ディレクターとなりました。
3.FINAL FANTASY XIV
FF14についての詳しい経緯は、こちらの記事で紹介しています。
「さぁ、これからFF14を立て直すぞ!」となった時、吉Pはまず、全てのスタッフを集めました。
誰もが「どうせ無理でしょ」という雰囲気を出す中、たった一人
作曲家「祖堅正慶」氏だけは、ガッツポーズをしたそうです。
詳しくは別の記事で。
そこから具体的な立て直しが始まりました。
何と、現行の「旧FF14」(以下根性版)をアップデートしつつ、
1から「FF14 新生エオルゼア」という別タイトルを作る決断をします。
通常、5~6年かかるとされているMMORPG開発をわずか2年で行いました。
スタッフからは「吉田さんは尊敬しているけど、吉田さんのようにはなりたくない」と言われるほどの仕事量。
そんな吉Pは、FF14の作り直しに際してインターネットでの配信を行うようになりました。
4.PLL
根性版の頃から行われている、プロデューサーレターライブ(PLL)という動画があります。
モルボルさんと一緒に、開発状況についてお話されています(初期はハウジングおじさんこと社長も登場)
吉Pは非常にユーモアに溢れる方で、ユーザーを第一に考えてくれるクリエイターの神様のようなお方です。
また、「自分達がやりたいと思わないゲームを作っても意味が無い」
という言葉を実行しており、
「週末吉田を見かけた」「吉田は一緒に遊んでくれる」「よしだああああああ!!!」とインターネット上で様々な声を見かけます。
吉Pは、プレイヤー目線からゲームを作ってくれるクリエイターなんですね。
5.元々ゲーマーだった吉田少年
小さい頃から「マリオブラザーズ」や「ドラゴンクエスト」に熱中しており、数々のゲームでスコアランク入賞、F-ZEROではワールドレコード2位など輝かしい戦果を持っています。
更に、あるストリートファイターではザンギエフを使用し57連勝したことから、キャラクターが弱体化されたという逸話もあります。
そんなゲームが大好きな吉Pだからこそ、FF14を神ゲーに昇華出来たんですね。
6.まとめ
・元々は契約社員、新生版FF14成功でめっちゃ偉くなった
・FF14を楽しんでプレイしている(プレイヤー視点で作ってくれる)
・物凄いゲーマー
・皆に愛されている
いかがだったでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
吉Pはゲーム業界のヒーローとも言える存在で、カリスマ性を持ちながら親しみやすいすごい人です。
是非、皆さんも吉Pを調べてみて下さい。
私自身、吉Pの事が気になって以下の本を購入しました。
ファミ通に書かれていた、吉Pのコラムをまとめたものなのですが、これが面白い。
純粋に笑いながら読める内容だけでなく、吉Pが「プロデューサー」として、「ディレクター」として、何を考えてFF14を作り直したのかが書かれています。
タイトル通り「赤裸々」に書かれているので、面白いですよ、
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