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【旅ログNY9】 人生初?!NYにて大行列に並ぶの巻

2018/10/6 NY9日目

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◉朝からプチ失敗!
鍵を忘れて部屋を出る。鍵閉めようとして気づき戻ろうとすると.....え⁈ドアが開かない!オートロックじゃないはずなのになぜ!ちなみにホストのエヴァは旅行中。メッセを送ると「理由はわからないけどたまにそういうこともある」とのこと笑 嘘でしょ!運のいいことに彼女は今日帰宅なので、夜には部屋に入れそう.....一安心。

◉METブロイヤー
クリムト・シーレ・ピカソのヌード絵の企画展がやっていた。クロッキーや素描など習作が中心だったので、絵画をたくさんみたあとだと新鮮。クリムトの描く輪郭線は、薄い線で何度か描いた後決めの線が力強く描かれていた。女性の身体の独特の色気、リアリティをもったエロティックさで、ドキッとする。ジャックウィッテンの彫刻の展示もあったが、彼はメトロポリタンミュージアムや、ブルックリンミュージアムに頻繁に訪れ、アフリカンアートを研究することで、自身の作品を発展させていったらしい。実際に古代の作品と現代の彼の作品が並んで飾られていて、面白い。METだからできることだ。

◉METクロイスター
続いて少し遠いけど、Heavenly bodysの企画展がこちらでもやっているので、足を伸ばしてクロイスターへ。賑やかなセントラルパークとは対照的に静かで鳥のさえずりが聞こえ、季節の花が咲き、ハドソン川のみえる広大な公園をゆるりと散歩しながら向かう。気持ちが良い。見えてきたのは中世のお城.....!なんとこの美術館、ヨーロッパから持ち込まれた様々な様式の回廊を、統一された様式の建物として再構築するという建てられ方をしたそうだ。屋内には優雅な庭園やハドソン川を望むテラスなどがあり、柱や扉やステンドグラスなどいたるところに歴史的な建築物のパーツが折こまれている。タイムトリップしたよう。そしてここでファッションの展示である。コスチュームを着せたトルソーと数百年前のマリアの彫刻が隣り合う不思議な感覚。新しく生まれる作品と上手く合わせて展示することで過去の作品を別の視点で再認識でき、現代の作品を深く知ることもできる。それをこの空間で見るという経験が、贅沢だ。マックイーン、ゴルチエ、ドルガバ、そして心ときめくヴァレンティノのドレスが.....!まさに芸術品!遠いけれど来てよかった!

◉ゴスペルを聴きにハーレムへ
やはり黒人の街で、明らかに雰囲気が違う。
でも思ったよりかなり健全な感じ。物価も低い!マイケルジャクソンやスティービーワンダーも輩出したアポロ劇場を横目に見ながらThe Greater Refuge Templeへ。真っ黒の衣装に身をつつみ思い思いにオシャレをした黒人の女性たちが集まっている。時間になってもはじまらないなーとそわそわしていたら、急に客席やそのまわりから「ジーザス」とか「ハレルーヤ」とか思い思いに大きな声で唱え出す声が!連呼!こんなはじまり?!そして前に立ったひとがお説教をした最後に煽り始め、みんな歌い出す!なんだか明るい!そして一曲終わったらまた喋り、客席にいる人がさされて、その人がみんなに大きな声でしゃべる(内容わからず)で、最後に声が大きくなり煽って、またみんな歌い出す!ちょっとよくわからないけど一緒に手拍子!ゴスペルはたぶん素人の信者の方であろう、歌はアマチュア感があったが、違う宗教に触れらる貴重な機会だった。電車で30分いかない距離でこんなに違う人種と宗教と文化の街があるのに驚いた。人種問題っていままであまりに遠く感じていたけれど、はじめてそういう問題が目の前に存在するんだなと実感した。

◉3時間大行列したのに無念.....
ホイットニー美術館の前に列ができてて気になって調べたMileLongOperaへ!予約はもういっぱいだったので、当日待ちの大行列に並ぶこと3時間......こんなに行列に並んだのははじめて....コンクリートに座りつづけておしり痛い(涙)そしてまさかの入れず(死)そういう日もある。明日の予約ができたのでよしとしよう!明日に備えて、帰る!

◉帰宅!エヴァと話すとハッピー
旅行から帰ったエヴァとおしゃべり!エヴァはバミューダ諸島に行ったバケーションの話、わたしはここ数日の話をした!エヴァが「もえはNYの美術館博物館イベント全部行ってる!エアビーで今まで泊りに来た人の中で一番、NYをエンジョイしてる!アメイジング!素晴らしいわ!」と言ってハグしてくれたので素敵な1日の終わりになった。3時間行列の疲れも吹っ飛んだ!ありがとうエヴァ!

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